先日のことです。
海女んちゅさんと、共通の友人のニェオミ、そして私の3人は
岩手は盛岡にいるクライアントに呼ばれて
打ち合わせのため、北へ向かっておりました。
グラフィックデザイナーの海女んちゅと、
イラストレーターのニャオミ、
そして編集兼ライターのワシ。
印刷物を作るチームとしては、よくあるメンバー構成ですが
長年のつきあいなのに、3人でがっつりタッグを組むのは
これが初めてのこと。
大きなクライアントということもあって
なかなか緊張気味のワシでしたが、
海女んちゅさんとニャオミは久々の出張に浮かれまくり
「ねーねー、せっかくだから早めに出て
仙台で遊んでいこーよーねーねー」
と言ってきかないので、
打ち合わせを夕方に設定して、日中を仙台で過ごすことに。
「3時にはこっち出るんだからね、わかってるよね」
というワシの言葉も聞こえんだかどうなんだか、
駅に降り立った途端に浮き足立った2人は
小走りでソワソワと街を徘徊するばかり。
そのうち、ニャオミは「切手買いに行ってくるー」
と街角に消えてしまい、それっきり帰ってきません。
さら海女んちゅにいたっては、
なぜか運河のような河岸に向かっていきます。
「自衛隊のツアーで、ちょっくら潜水艦で潜ってくるわ」
「はあ?アンタ何言ってんの?
自衛隊って、潜水艦って、てかタイトスカートで?」
と戸惑うワシをおいてけぼりにして、
黒いタイトスカートのスーツを着た海女んちゅさんは
河岸に停まっている黒い潜水艦に乗り込まずに
1人でズンズン河へと入っていきます。
って自分が潜水すんのかよ〜〜〜
しばらくして、水からあがった海女んちゅさんは
スーツをずぶずぶに濡らしながら
なんともまあ嬉しそうな笑顔で
「さ、新幹線のろか♪」
とまわりに水たまりを作りながら
颯爽と駅に向かっていくのでした。
ってオイーそのカッコで盛岡行くんかよー!
・・・・と絶叫しながら目がさめました。
海女んちゅさん、海に還りたいのでしょうか。