2010年02月11日

金麦冷やしてキモ冷える?

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ご無沙汰しております。
更新よりも怠惰が先に立つ、トゥーマッチレイジーなトンボでございます。
今年もほどほど、そこそこによろしくお願いしますm(_ _)m

ところで古い話ですが、正月に実家へ帰った時のこと。
妹フィーゴら家族と昼間っから酒を飲みながら
日がな1日テレビを眺める「惰正月」でしたが

しばらくして、あるCMがかかるたびにフィーゴが

ジジジジジ…

と音がするほど眉間にシワを寄せ
機嫌悪くなることに気づいたのであります。

フ「あーーーもう!」
ト「アン?」
フ「ムカツク!ガッデム、このアマ!!!」
ト「ど、どないしました?」

フ「だってこいつ、エハラさんを偽者扱いしたオンナでしょ?
まったく腹たつわあ〜この金麦女!!!」

ああ。

金麦女とはもちろん「金麦ひやして待ってるからねー」つって
おそらく全国の女性の反感を買っているであろう、
あの人気女優でありますね。

以前、彼女が『オーラの泉』に出た時に
死んだお父さんがどうのこうのという霊視をして
壇れいが涙を流していたのをワシも見ましたが、

実はお父さんが死んでるというのは真っ赤な嘘で、
実際は、お父さんはご存命。
エハラ氏が週刊誌などで激しくバッシングされる、
ということがありました。

それをフィーゴはいまだに根に持っていて
「最愛のエハラさんを罠にかけた毒女」
という認識で、いまだにテレビで観るたび

「むむむむむむむむむむむむむむむ
じじじじじじじじじじじじじじじじ」


とよくわからん憎しみビームを眉間から出しているのでした。

おいおいおい。。。


そもそも彼女には実父と義父という2人のパピーがいて、
義父のほうは実際に亡くなっているらしい。
そこをエハラ氏が混同したのかどうかは知らないが

ていうかアンタ、
スピっていうかオカルト入ってるわよ?
スピ好きなら少しは清らかになって?

いつまでたっても欲望に忠実なフィーゴに
人間の多面性を見るトンボなのでした。。。
posted by トンボ2世 at 21:58| Comment(3) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月25日

松ちゃんはトイレのドアを開ける

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先日『ダウンタウンDX』の特番で
「1人でいる時トイレのドアを開けるか、閉めるか?」
という質問のアンケートを取っていましたが、
「絶対に開けておく」という松本人志の理由。

「背後霊ってトイレに一緒に入ってけえへんで
ぜったいに外で待ってるんやて。
だからドア閉めたら、背後霊がいない間に
なんかに襲われるかもしれへんから怖いねん!」



ナンですかいね、
背後霊さんって1人じゃなくて
たくさんいるって聞きますけどもね、
狭いトイレの中には物理的に全員入ってこられへんから
外で待ってる言うことでしょうか。

窓のないトイレゆえ、閉めれば真っ暗になる我が家。
1人でいる時はドア全開でトイレに入るワシですが (いやん)

ひと1人通れるか通れないかぐらいにドアをわざと狭め、
ドアのむこうで背後霊さんが行列を作って
入ろうかー入るまいかーとドギマギしている図を想像しながら
便座に鎮座している最近のトンボです。
posted by トンボ2世 at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月24日

幸せってなんだっけか

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ごぶさたしております。
あれま、なんと3カ月も更新していませんでした。

もう読んでいる人いないんじゃないかなと思いつつ
最近はブログが生存確認機能をはたしていたりするので
ちょっとでも更新しないと

「なんで更新しないのか」
「トンボは病気なのか」
「死んだのか、のたれ死んだのか」

といろんな噂が飛んでまいりますので
この場をお借りして
「PS.元気です、俊平」(年バレるぞオイ)
と申しておきます。

日々の労働にかけずり回っている間に
まわりはすっかり新緑の季節になり、
細木数子がテレビから消え、
江原氏が倫理違反でやり玉にあげられ
あれこれ動きがあったようですな。

それにしても、数子ですよ数子。
『幸せってなんだっけ』の最終回見ました?みなさん。
古い話ですけども。

さんざんいろいろやってきて、
最終回の最後の最後に徳さんに
「先生、本当の幸せとは何でしょう?」
と聞かれた数子はひとこと。

「幸せとは、衣食住です」

ってオイっ。

いやーーーわらった。
久々に胸をすく思いでしたね。

運勢やら仁義やら因縁やら愛やら徳やら
さんざんっぱら語ってきた上で、そうくるか。

しかもその後に
「あとは私が書いた本を買ってください」
だって。アハ。
精神論より、よっぽどすんなり受け止められるよ。

というのも最近ですね、友だちから面白いと聞いて
ずっと気になっていたコミック
『結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日』
を読みまして、ズーーーーンと重くなっていたのですわ。

ちゃんと働いて、ていねいに生活して、
とくべつ贅沢もしないでまじめに生きているのに
老後が不安、という現実。

そういうのをイタイイタイ、と思いながら読んでて
ふと、思い出した数子のセリフなのでありました。

ちなみに、上記のコミック、
ほのぼの系とか脱力マンガとか言われてるけど
そんな気持ちで読んだらハリテくらわされます。
これは独女のドキュメンタリーです。リアルすぎです。

とりあえずワシも
「死後」より「老後」が気になるわいっ!

あれ。
なんか他の話したかったはずなんだけど、
忘れた。ごみん。
まあリハビリってことで今回は許して候。

そんなこんなで、ぼちぼち再開しようかと思っちょりますが
あとちょっとバタついてるので、
スローライフな感じでよろしくお願いいたします。

風邪はやってるから、みんなも気ぃちけれ。
へば!
posted by トンボ2世 at 10:58| Comment(7) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月23日

花ひらいてます

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前回話した渋谷で「ひらいてます」と言われた話をしましたが
実は昨日も言われたんです。

今度はパルテノン多摩の前で。

多摩センターって多摩センターって多摩センターって!!!

多摩センターは仕事柄けっこうまめに行っているのですが
今まで一度もそんな風に声をかけられたことはなかったですよ。
なのに、アポの時間が迫っていたので急いで歩いていたら
向こう側から歩いてきたオバサンに

「すいません、あなたひらいてますよ」

と唐突に話しかけられましたです。

「はい?」
「ええ、私は人相を見る者なんですが
あなたに開花相というとても珍しい相が出ておられるので
ついお声をかけてしまいました」
「はあ」
「いま転機を迎えておられるのではないのですか?」
「あーその話はもう聞きましたんで、じゃ」
「え?あ、あの・・・・・」


あのさ〜
なにキャンペーンはってるの、業界的に?
1週間のうちに違う場所で同じ声かけされるって、おかしいっしょ?

つうか「開花相」って何さ。
開花相と聞いて、頭から花が咲いてる図を想像して
「アタクシがバカだと、バカですけども
ええバカだともそれが何かっ???」
と声を荒げてしまうところでした。

昔から「花が咲く」とか「タガがはずれる」と聞くと
脳天がパカーンと割れて解放されるイメージが浮かんでしまうトンボです。

せっかくなんで調べてみました。
人相に「開花相」つうのがあるのかどうか。

そしたら、開花相でははなくて
「開花相が出てますよ、と街角で声をかけられた人の日記」
にたくさんたどりつきました。

おもしろいね。
みんな街角で同じように声をかけられて
同じように「大変めでたくて、転機を迎えている人に出る相」
と言われていて、

みんな言われた言葉をその場で「へえ」って聞いて
その場で「じゃ」って別れて
「なんかいい相が出てるって言われてラッキー」
みたいに受け止めてます。

商売になる確率としては相当低いんじゃないかと思うんだが
なんのためにやってるわけ?
ていうか、開花相ってなんなんだか誰か教えて?
posted by トンボ2世 at 22:02| Comment(7) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月20日

ひらいてます

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「あなた、ひらいてますよ」

通りすがりの美女に、
すれちがいざまそんなことを言われたら
あなたは何を考えるでしょうか。

「あなた今、転機が訪れてますよ。
すごくいいです。すごくひらいてます」
「ん、何だって?」

渋谷のおされな界隈で、むこうから歩いてきたおされな女性から
そんな形で声をかけられ、フイをつかれたものだから
ジーパンのアレがあいてしまったのかと思わず反応してしまった。
辻斬りなら死んでるね。

「何がひらいてるって?」

「とてもいいオーラがでています。
今転機を迎えておられるんじゃないですか?」

「いえ特に」

「転職されるとか」

「その予定はないですけど」

「結婚のご予定がありそうですが?」

「今のところ心当たりはありませんが」

「とてもいいオーラがでているんですよ。
あんまりひらいておられるので、ついお声をかけてしまいました」

「だから何が」

「私この近くで運勢をみているんです。
よろしかったらゆっくり見せてください。
3日以内ならもっと深く見えると思いますので」

「あなた、オーラが見える人なんですか?」

「あなたがあまりに輝いておられるので」

「・・・」

禅問答に疲れて、まいてきました。

昔渋谷によくいたマヒ○リさん最近見ないな〜
と考えながら歩いていたんだけど
こういう業界もキャッチやるのだね?

去り際にちゃっかり渡された名刺。
肩書きには「運勢鑑定士」と書いてある。
渋谷の駅からすぐのマンション。
彼女の名前はシンジュ。

アンタなんて、牡丹じゃなくてブタよっ!!
(それは小沢マジュ)

ひらいてます→タガがはずれてます→欲望だだ漏れです
と連想ゲームで考えてしまったことを
女王シンジュ様が把握しているかどうか
確かめたい欲望とたたかう今日この頃です。
posted by トンボ2世 at 22:32| Comment(5) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月14日

陰陽師な男

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育ってきた環境が違うから〜好き嫌いはいなめない〜♪

ちびっことノッポ、本州の東はしと西っぱし、広告と出版etc
同い年という以外あまり接点のない海女んちゅとワシの
数少ない共通点に「みうらずん&いとうせいこう好き」
というのがあるのですね。

『デジデリオ』という本があります。
ライターの著者が、サイキックリーディングによって見いだされた自分の前世、
イタリア人彫刻家デジデリオの謎の人生を解き明かす・・・
というミステリー小説のようなドキュメンタリーなのだが

これがまたすばらしく面白い。
スピ系の本はいろいろ読んだけれども
いまだにこれ以上に面白い本に出会っていない。
まあその内容は機会があればという感じなのだが
この本の解説文を書いていたのが何を隠そう、いとうせいこう氏。

いとうサンはここで
前世や心理現象を信じるか信じないかという
確かめようのないことを論じるのは馬鹿らしい。
だから僕はそれが“お役に立つかどうか”で考えることにしている」


と語っているわけで、
この言葉がこの「とんスピ」の基本スタンスになっている。
はい、パクってます。すんません。

で、そのいとうサンがブログで最近どうも調子が悪い
というようなことを夏頃から書いていたのだ。
それは、とある個展を見に行った後のこと。

樹海で自殺した若者N君が首を吊った木を切り出し、
自殺現場のレプリカを作る・・・
というなんとも迫力満点な作品
「ともだち」
を見た途端に、左の腰に痛みを感じたいとうサン。

最初はN君が憑依したのかと思ったいとうサンは
若者が俺を頼るのも仕方ない、憑きたいだけ憑けばいいさ、と考えた。
しかしそれにしては、どうも何かに噛み付かれたように腰が重い。
霊感の強い人の見立てによると、
どうもそれは大きな犬の霊らしい、という話。

かなりの人々が彼に「お祓いに行け」とアドバイスしても
「そんなのフツーだ。俺は悪霊と共生する!」
と言ってきかない、いとうサン。
体調は悪化するばかりなのに、人間ドッグに入っても何も異常が出ない。

しかし。
その一方で、体調以外のことはおそろしくツキまくる彼。
体調も落ち着いてきたいとうさんはふと、考える。

ひょっとして悪霊を飼い慣らしたのではないか。
悪霊だった犬がパワーのひとつとなり、
俺の運命の輪を共に回し始めたのではないか。
つまり・・・

「安倍晴明のようなことに、俺はなっているのでは・・・(笑)」
(by いとうサンのブログより)

キャンギャル時代にサイパンで兵隊さんの霊たちにつきまとわれ
「あたしでよかったらどーぞどーぞ!」と豪語したおかげで
900体の霊に憑かれたのにも関わらず
裸踊りで兵隊さん達をなぐさめようと考えたという
飯島直子のほがらかさも尊敬に値するが

「霊が憑いてお祓いするなんて、もったいない!」
みたいな、いとうサンのスタンスも素敵ですな。
いや、憑かれるのは困りますけども。。。
posted by トンボ2世 at 03:30| Comment(4) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月04日

ホーライ会議でスネえもん

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ごぶさたしてます。
年に2回の〆切まつりで幽体離脱ぎみに生きていたら
気づけば半月以上たってました。

その間に、前回書いたアラギョー星野さんはぶじ下山し
アラギョー話を書いた回が「長すぎる」と海女んちゅさんにクレーム殺到。
すんません、書いたのはワシです。。
お詫びに前回の日記は途中で折りたたみました。今さら遅いって。

ちなみに星野さん、すんごい形相でしたが神々しかったですね。

で、先日は「ホーライじーさんの会」に参加してまいりました。
これまで「ウンパルンパの会」として何度か催されてきた飲み会がありまして
メンバーはサイキック・レディMと、同じくサイキックな娘A、
ますます菩薩化が進むカリスマ美容師meleと、
チーム山伏のRさんファミリー、そして海女んちゅ。

このとんスピレギュラーメンバー達が、
今年の夏にホーライにお祓いツアーに行ったわけでして
以来、このメンバーが集まる会は「ホーライじーさんの会」となったわけですね。

で、チーム山伏でもサイキックでもないワシは
なぜか不思議とこの会と縁がなく、
毎回参加できないまま時はすぎ、今回がようやく初参戦。
他に新メンバーも多数参戦しての宴となったわけですが。

折しもその日は、ふってわいたように生まれた季節はずれの大台風。
外は笑っちゃうほど、ざんざんぶりの豪雨。
その影響で、娘の七五三を控えていたレディMは無念のキャンセル。

このメンバーの場合、「雨=龍神の歓迎」なので
「ちょっと龍神呼びすぎじゃない〜?」のひとことから宴スタート。
(ホントにいろんなもの呼びそうなメンバーだからこわい)

いやね。噂には聞いていたんですよ。
なめてましたね。
想像以上でしたね。

ホーライお祓いツアーでの心霊現象やら、過去の因縁やらの
スタンダードな心霊話は序の口。
元気玉の作り方やら、指先スモーキーの体験者続出、
そのうち・・・○△□★&$#!!・・・
ああここではとても書けない・・・

とりあえずホーライ会初参戦のワシがわかったのは
「疳(かん)の虫」は本当にいて、指先からニョロッと出てくるということと
カマキリが死ぬと、おそろしい長さの寄生虫が出てくるということと
愛知には「すねえもん」という
一度見たら忘れられない“最強”ご当地キャラがいることを学習しました。

本物を見たいかたはこちらへ・・・
子供が泣き出しても当方責任を持てませんのであしからず(でも魔除けにはなると思う)

すごいよ、すねえもん。
逆さはりつけジンジロゲの、すねえもん。
ホーライ行けなかったワシ、取り残されてスネえもん。
posted by トンボ2世 at 23:55| Comment(6) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月05日

アイネクライネナハトムジーク!

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夏休みから帰ってきた友達に「おかえり〜」とメールしたら
「だらいらま〜」
と返事が返ってきて
ダライラマってひらがなにすると丸っこくてかわゆいな、
と思ったトンボです。

ところで皆の衆、先日フジテレビ系で放映された
『本当にあった怖い話』略してホンコワ特別編を御覧になりましたか?
SMAPの稲垣吾郎サンと子供たちをメインに
心霊写真やら体験談やらを紹介する、いわゆる心霊番組なんですが

(ちなみにこの番組でレギュラー出演している最強霊媒師・下ヨシ子氏は
保坂尚輝が“出家”した例の寺のトップですね)

今回の特番の中で、吾郎チャンがとあるサロンに行って
退行催眠する模様を紹介してましたね。
退行催眠というのは催眠術をかけてどんどん過去にさかのぼって、
さかのぼりすぎて前世まで戻っちゃう、噂の心理療法ですね。

ワシも一度やったことがあるんですが
やってる間って起きてるのか寝てるのかわからない状態なので
自分が見聞きしていることは覚えてるんだけど
時間や重力の感覚がおかしくなるんです。

だから、吾郎ちゃんがやってるのを見て
ああ、自分もこんな感じだったのね 、と思った次第ですが
吾郎ちゃんは昔から高い所がとにかく怖くてしかたがないということで
その原因を探しに過去にさかのぼっていったわけです。

すると。

「くさい・・・においがします・・・油。油の臭いがする。
工場。飛行機。飛行機の整備をしています。
ドイツ・・・ベルリンにいます。
妻と子がいます。
僕は男。マーク?マイク?M・・・」

とまあ、ものすごく具体的に、びっくりするくらいハッキリと喋るわけですよ。
吾郎ちゃんの話はその後も続いて
ドイツ人の吾郎チャンはその後、第二次大戦でかり出されたらしく

「ロンドン上空にいます・・・空襲です・・・
オレンジ色の空・・・
とても嫌な気持ちです・・・
嫌だ、戦争は嫌だ・・・」

つまり前世の吾郎ちゃんは第二次大戦の頃に生きていたドイツ人で
ベルリンで飛行機の整備士をしていて、
その後操縦士としてかり出されてロンドン上空で死んだ
だから現世の吾郎チャンは高い所が嫌い
とそういうことになるわけですね。

一言言わせてください。


またドイツかよっ!!


イッヒリーベディッヒ!
アイネクラネナハトムジーク!
スイヘーリーベ僕の船!!

ドイツ語っててんてん多くて好き。
(ってモーツァルトはオーストリアか)
posted by トンボ2世 at 01:02| Comment(3) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月30日

流れ流れてスピジプシー

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「トンボさん、最近なにか面白いことないですか?」

先日、知人Y子にそう声をかけられた。
遅ればせながら最近気づいたことなんだが
「何か楽しいことないかな〜」と口癖のようにつぶやく人が
世の中にこんなにたくさんいるとは知らなかった。

あの質問は一体どこから来るのだ?
「楽しいことないかな」と言った途端に
魔法のように楽しいことが起きるわけはないし
かといって「なんか楽しいこと教えて」と
他力本願するにしては、願いがあいまいすぎる。

だからいつもこのセリフを吐かれるたびに
「はあ、別になにも」としか返答のしようがないのだが
「楽しいことが何もない」と宣言するのも、まるでさみしい人みたいだし
かといって「こんな楽しいことがあって!」と自分から話すのもなんかシャク。

あたいナイーブなんだからやめて? こういう質問。。。

こういう人は神社に行っても
「幸せになれますように〜♪」
と漠然としたお願いをして、神様を困らせたりしている気がするな。

まあそんなこんなで先日も知人とそんな話になったわけだが
そのY子が「誰かスピリチュアル・カウンセラー知りません?」
というので、とりあえず我らがレディMを紹介してみた。

その後、セッションのことはすっかり忘れてしまっていたのだが
数ヶ月後ばったり会ったY子から「こないだ会ってきましたよ!」
と声をかけられた。

「面白かったですよ〜。あーん終わっちゃってつまらないー。
他に誰か知りません?サイキックの人
「・・・いや、レディMしか知らんし?」
「そうなんですかあ。なんかね、私の友達が
そういう人になろうっていうんで学校通うらしいんですよお〜」
「そういう人って・・・サイキックってこと?」
「うん、そうみたい〜」
「霊能者になるための学校ってあるんだ?」
「なんか勉強して占い師になりたいんだって」
「占い師・・・」
「そうなんですよ。あーなんか楽しいことないかなあ〜」

んーーーーー

結局こういう人たちにとって霊視もタロットも星占いも同じなのね?
スピが今はやりだから的なノリなのね?
そんでもって、いろんな「占い」をわたり歩いたりするわけね?

刺激求めてさまよい歩くのも楽しいだろうけどさ。
答えは自分の中にあんだろ? 人のアドバイスも結局聞かないだろ?
あんまりジプシーしすぎるとワケわからなるから
一発でシャキッと決めろよ!いいじゃんそのピンクでもう!!

と、女子のショッピングにつきあうカレシの心持ちになってみる・・・

ちなみにワシが最近楽しかったことは
日本で2000円前後の安宿が意外と楽しめることを発見したことと
入隊→除隊→譲渡のサークルを繰り返し、
流れ流れた<ジプシービリー>が今更な感じで我が家にやってきたこと。

なんだかんだスピリチュアルよりフィジカル!な夏の終わりのトンボです。
めざせ3s減。
posted by トンボ2世 at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月31日

天使と話すプリンセス

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真夜中すぎ、まどろみの寝室。
うっすらとさす廊下の灯りが
やわらかな頬の輪郭を映し出す。

そんなキミの寝顔を眺めながら、
愛おしそうに髪を優しくなでる。

安心したようにボクの前で
すやすやと眠るキミ。
なんてピュアなんだ。

ああ、キミこそエンジェル。
ニージュウ、ボクのサンクチュアリ。
口づけせずにいられる男なんて
きっとこの世にはいないよ……



なんてキモい話ではなあ〜〜〜いっっっ!!!!
(書いてるだけで恥ずかしい。。。)


これまで、さまざまな天使ネタを書いてきましたが
とうとうロイヤル・ファミリーにもこんな人が現れたようですよ。
以下、記事より↓

 [オスロ 24日 ロイター] ノルウェーのマッタ・ルイーセ王女(35)は24日、自分には天使と話す特別な力が備わっており、ほかの人にもその方法を教えて人助けをしたいと表明した。

 ノルウェー国王ハーラル5世とソニア王妃の娘で、理学療法士でもある同王女は、自身が設立に関わった特殊教育センターのウェブサイト(www.astarte-education.com)上で、子供のときから天使と交信していると明かした。

 王女は、声明で「代替的な治療の形に常に関心を抱いてきた」と説明。「初めて天使と接触したのは馬の世話をしていたとき。後になってこの素晴らしい能力について理解し始めた。他の人々とそれを分け合いたいと思っている」と語った。

 王室は、同ウェブサイトの内容が王女の見解を正しく伝えていることを確認したが、それ以上のコメントは控えている。


この翻訳記事の行間に「内容をあいまいにすることでお茶を濁した感」があったので
元のサイトに飛んでみたんですが
英語じゃなかったので、よけいに読めませんでした。。。

この記事にはツッコミポイントが多いですね。
その1。天使と話す「特殊能力」があると、どんないいことがあるのか?
その2。天使と話せると、なぜ人助けになるのか?
その3。その「特殊能力」は「人に教える」ことができるのか?

その4。「代替的な治療の形」とはなんぞや?
その5。そもそもこんな情報をオフィシャルにする理由は何だ?
その6。こんなカミングアウトした王女はノルウェー的にどうなの? 

そんなこんな質問をぶつけてみたいものですが
残念なことにワシのまわりに北欧関係はいないんだなあ。

これがもし日本だったらおおごとでしょうけどね、もちろん。
「わたし、天使と話せるんです」
とアノ人が言い出したら・・・・ああ考えただけで背脂が出る。。。

ま、ノルウェーといえばノーウィージャンウッド。
サンタクロース発祥の地だし、
妖精トロールの住む国だし(ムーミンもトロールでしたね)
そんな国で天使が見えるのはアリっちゃアリか。

小さいおっさんもいるかなあ。
posted by トンボ2世 at 23:00| Comment(3) | TrackBack(1) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月14日

トンボ一家は台風一家

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トンボのメガネは水色メガネ♪
というわけで、トンボは水と切っても切れない間柄。

どうやら雨男らしい爆笑問題の田中が
カトリーナかなんか、とても大きな天災が
お前のせいだと大田やらに責められていた時に
「いくらなんでもオレにそんな力はないよ!」
と言っていて「うむ、その通り」と思いましたです。

ワシが引越す日は教えてなかったんですが、
ちょうど最中に大変な雨になりまして
「ああ、引っ越したか」
と海女んちゅさんは思ったらしいんですけどね、

自然を動かせるような力なんて、ワシにはありませんて〜

しかし。。。
偶然と言うには重なりすぎる、と思うこともないわけじゃないんです。
特にファミリーイベントの時がそう。

以前はそうでもなかったんですが、
トンボ三姉妹の姉・妹が結婚して家庭を持って以来
如実にその現象が表れるようになりました。

妹フィーゴが婚約者を連れて初めて実家に帰ろうとした時は
突然の台風発生で、広島駅のホームに新聞紙をしき5時間足止め。

フィーゴの結婚式で家族が集結した際には
戦後最大級の台風でホテルから一歩も出られず。

家族旅行で初めて箱根に行った時は
1m先も見えないほどの暴風雨で危険にさらされ。

個別には大したことないんですが
なぜか家族全員が集まると、不穏な空気に包まれてしまう
おそるべきシナジー効果。。。

そして。
連休ですね。
連休といえば、行楽ですね。
姉上ネリゴ一家、満を持しての上京です。

もうおわかりですね。

過去に何度となく行く手を阻まれたネズミーランド。
せっかく前売り券を買ったのに、
一寸先も見えないほどの豪雨に見舞われ断念したネズミーランド。

台風接近の予報が出ても、今度ばかりはネリゴ、
「槍が降っても行く」
目が座ってます。。。

そんなわけで暴風雨ですよ、外はすっかり。
ああワシも行かねばならんのか。地獄に。

日曜日、雨がピークに達したら
「ああ、トンボ合流したのね」
と思ってください。

って、こんなのが万が一スピ力だとしたら
ぜんっぜんありがたくないんですけど?
posted by トンボ2世 at 23:51| Comment(0) | TrackBack(1) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月04日

九州オバアに喝っ!

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ステイチューンつっといて、10日もほったらかしにしてしまいました。
御免。

放置プレイの間、海女んちゅさんと京都に行ってきましたよ。
あとトンボが引越決まりましたんで、もう少し放置プレイ気味かも。
重ねて御免。

京都話はまた次の機会にして、とりあえず前回の続き。
(ああ、ネタがどんどんたまっていくぅ〜〜〜)

レディMに妹フィーゴのリーディングをお願いしたところ
前世のことやらオーラの色やら、まあ一通りのことがわかりまして
なるほど家族をみてもらうとこんなに面白いのかと発見しましたよ。
とにかく頭の中にインプットされている情報量が多いので、
いちいち言われていることに心あたりがあって笑える。

「人づきあいを頭で考えるタイプだね」
「あははは、キレるとこわいんだねえ〜」
「もっと大切な人にはちゃんと言葉で伝えなきゃダメだよ」

同じことをワシが言っても聞かないくせに
レディMの言うことは神妙な顔でうなづいているフィーゴを見て
「いけいけ〜!もっと言ってジャンジャン言って!!」
なんてな気分で2人のやりとりをニヤニヤ聞いておりました。

そんなこんなで「後ろの人」の話になったわけですが
どうやらフィーゴの後ろには九州あたりのオバチャンがいて
強烈な九州弁でしゃべくりまくりながら
人づきあいの下手くそなフィーゴの背中を押しているらしい。

フィーゴの場合、守護霊のオバチャンだけでなく
後ろについている補助霊サンたちもみんな九州方面の人ばかり。
「その土地でどっしりと生きている人たちだから
妹さんも元はそっちにいるはずの人。
東京暮らしは仮住まいって感じだね」

そう言ってレディM、おもむろにこっちを見て
「それに比べて姉ちゃんのほうはあ〜
あーあー、落ち着く気さらっさらないみたいだねえ。
いろいろ行ってるんだねえ〜
いろいろ行きたいんだねえ〜」

・・・ごら! だから勝手にワシの後ろを見るなってば!!

「だってつい面白いからあ〜」
「悪かったな。だって行きたいとこいっぱいあるんだもんよ」

「そんなんだから根無し草だって言われんのよっっ!!!」

「・・・えっ?」
「と後ろのオバチャンが言ってます」
「オバチャンってまさか」
「九州のオバチャン、完全に私たちの会話に参加してます」

        ・・・ひょっとしてワシ・・・


妹の守護霊に怒られた




どんだけダメ人間よ?
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2007年05月23日

ノーブル守護霊にハロウ

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連日出入りしている職場のひとに
「あ、トンボがいる!」
とよく言われます。

ええ、いますけど何か?
昨日もいましたけど何か?

ガタイがでかいわりに存在感ゼロのワシ、
トンボ・ザ・インビジブルは(あ、ちがったジだったね)
日によって気づかれたり気づかれなかったりします。

きっと心の澄んだ人にしか見えないんでしょう。

あんまり珍獣みたいに言われるもんで、最近は
「おめでとう。今日はラッキーデーだネ♪」
と言うことにしています。
そのうちお守りになるかもしれません。

そんな前フリとは無関係に
先日我らがサイキックリーダー、レディM
我が妹を引き合わせてきました。
そう、あのスピにハマりまくりのフィーゴの
リーディングをお願いしたのであります。

最近のレディM、すんごい売れっ子になってしまいまして
5ヶ月待ちにしてようやく迎えた予約の日。
この日を待ちに待ったフィーゴは、遠足前日の幼稚園児よろしく

「眠れんかったっちゃ! 眠れんかったっちゃ!!」


質問リストをにぎりしめ、
目をギラつかせながら待ち合わせ場所にいました。
ウザイよ、存在感が濃厚すぎるよフィーゴ・・・

そこに颯爽と現れたレディM。
まぶしそうに見つめるフィーゴ。

「久しぶり〜。
ねえねえ<顔チェキ>って知ってるぅ〜?
顔写真送ると芸能人の誰に似てるか診断してくれるやつぅ〜。
やった? 誰似? ねえねえ誰似?」

ノリノリのレディM。
目が泳ぐフィーゴ。

不思議な空気のまま、始まったリーディングは
えウソ!マジで?そらキツいわ〜確かにそうそう、ギャ!!やだ!!!
とひとしきり盛り上がったんですが、
そこで突然レディMが一言

「あ、どうも」

誰もいないワシの背後に向かって深々と会釈しました。


・・・・あんた、今誰にあいさつしたんだよ・・・

「だってぇ〜トンボさんの<後ろの人>が
『久しぶり!』って言ってくるんだもん〜。
普段は心の中だけでとどめてるんだけど
あんまりご丁寧にあいさつされるもんだから、つい・・・」

いやあまいったなあ〜
ワシも後ろもノーブルですからあ〜ノホホホホ

そんなこんなでフィーゴのリーディングは
ご丁寧な後ろの人の横やりによって
兄弟リーディングとなっていくのでありました。

つづく・・・
ステイチューン
posted by トンボ2世 at 22:50| Comment(2) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月09日

エハラマチ

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「人格っていうのはね、空港みたいなものなの。
どんなにすばらしいひらめきや才能が降ってきても、
空港が草ボーボーだったら飛行機が降りてこれないでしょ」

「オーラの泉」での美輪サマの発言にしびれたトンボです。
ワシの飛行機、たぶんセスナも着陸できないな。。。
そういえばオーラの泉、4月からゴールデン進出ですってよ奥サマ。

そんなことはいいんですけどね、
今日は午後に編集者と打ち合わせの予定だったんですよ。
そしたら昼前に連絡あって

「実はトンボさんとの打ち合わせの後に予定していた
江原さんの取材が前倒しになっちゃったんです〜。
ごめんなさい、打ち合わせは後日にさせてください!」

というわけでワシの打ち合わせが飛びました。

世はエハラ待ちの出版界であります。
エハラさんに限らず、売れてる人に人は集まり、
そうでない人は常に振り回されながら
人生について思いにふけるのであります。

そんなわけで午後ぽっかりあいたので、うっかり歩き回ってしまい
うっかり衝動買いをいっぱいしてしまいました。
そしてうっかりうまいカレー屋にめぐりあいました。

それだけの話なんですけどね。すいません。。。
要は「水が半分入ったコップ、<まだ半分>か?<もう半分>か?」
って話ですよ。(そうかなの?)
posted by トンボ2世 at 22:30| Comment(4) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月11日

はまりやすい人の経済効果

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます〜。
皆様、どんな正月を過ごされまして? え、そんな過去のことは覚えてないって? 

さて、海女んちゅさんが房総の実家で肉体労働に励んでいた頃
ワシはふぐの国に里帰りしてまいりました。

こう見えてもワタクシ、美人三姉妹の次女でございます。
三姉妹といえば「美人」とつくのが当然です。
そしてワタクシはわかりやすくいえば若草物語でいうところのジョー、
ポッキー四姉妹でいえば牧瀬里穂、的なポジションということです。

そんなことはどうでもいいんですがね、
上も下も長男の嫁なもんで、体があいてる次女くらいは里帰りしてやるかと
毎年いそいそと帰省しているんですが、

今年はどういう風の吹きまわしか、姉ネリゴと妹フィーゴが唐突にやってきて
元旦に家族全員がそろってしまいました。
特に妹のフィーゴとは家が近いわりには、普段ほとんど接触がないので
考えてみれば、ゆっくり話をするのは2年ぶりのこと。

しかし、ここぞとばかりにしゃべり倒すフィーゴの言動に
異変を感じるまでそう時間はかかりませんでした。

フィーゴ「ネリゴ姉ちゃんは前世ぜったいオランダ人だったんだよ!」
トンボ「・・・はあ??」
フィーゴ「だってネリ姉ちゃん、ハウステンボスにはまってるんでしょ?
 それって絶対オランダ人だったからだよ!」
ネリゴ「ああ、確かに!なんでかわかんないけど好きなのよねえ〜」
トンボ「いやいやいや」

フィーゴ「それにさ、ドリカムの吉田美和もさ、歌う時によく首ふってんじゃん。
 あれってぜったい前世がインド人だったからだよ!」
ネリゴ「ホントだ! いつもくねくねさせてると思ったら〜」

トンボ「・・・・フィーゴ、ひょっとしてアンタ・・・オーラの泉見てる?」
フィーゴ「もちろん! 江原さんの本も全部持ってるもん

ああ〜〜〜そうだったそうだった
こいつは昔から感化されやすいやつだった

社会人になった時、それまでふぐの国を出たことのなかったフィーゴは
いきなり東京勤務になって完全にとっちらかってしまい
上京と同時に新興宗教にはまったのでした。

なんとか脱会させようと家族総出で説得した時に、やつが吐いた名ゼリフ
「姉ちゃんにはサタンの血が流れちょる!」
今では我が家の定番ギャグです。
(ex.唐揚げを横取りしようとすると「その手にはサタンの血が流れちょる!」など)

まあそれに比べれば、スピにはまるなんぞかわいいもんでしょうが
ドライブ中に青信号が続けば「これは偶然じゃなくて必然よ!」
なつかしい友達から珍しく年賀状が届けば「これも必然ね」
初詣で人が多ければ「何か意味がある」、箸が転がれば「何かメッセージが」

おのれは必然バカか! 

と言いたくなるような有様なわけですが
しかし年1冊も本を読まないフィーゴに本を大人買いさせるという意味では
江原氏の経済効果ってすごいのね〜と痛感したニューイヤー。

今年もおもしろくなりそうだ・・・

余談ですが
「じゃあキミは前世ネズミだったんだね」
とダンナに切りかえされたフィーゴは
毎月ディズニーランドに通っています。

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posted by トンボ2世 at 15:10| Comment(4) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月04日

チーム山伏

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オーラの泉での江原サンの発言や、
レディMに友達を会わせてわかったことなのだが
どうも仲の良い人やら家族やらというのは
実は前世でも関係があった、ということがわりかしあるらしい。

前世があるかどうか、という根本的な考え方はひとまず置いといて、
いま仲のいい人とか、いま愛し合ってる人が
前にもどこかで通じ合っていたかもしれないと言われるのは
意外とうれしい気持ちになったりするから不思議だ。

「キミ、前にどっかで会ったことない? 
ああ平安だよね。キミの十二単、かなりヤヴァかったなあ〜
ね、ね、今度短歌送っていい?メアドなに?」

そんな新手のナンパはさておいて、今、山伏が熱いのである。
どうも最近、ワシのまわりに山伏が増えている。
いや、正確には海女んちゅの近くに「むかし山伏だった人」が集結しているのだ。

最初に発覚したのは、ウンパルンパでおなじみのカリスマ美容師meleさん。
1500年ほど前、海女んちゅさんと一緒に山伏として熊野あたりをかけめぐっていたらしい、
ということがサイキックのレディMの霊視によって判明。

そのレディM自身も、どうやら同じ頃に山伏だったらしい。

そして最近meleさんの友達、Rさんと知り合ったのだが、
彼女は山伏ではないけれども、山のふもとに住んでいて、
mele & 海女んちゅたちをお世話していた過去があるという。

会う人会う人、みんな山伏。しかも同じ時代に、同じ山で。
「チーム山伏」が今、1500年の時を超えて現代の東京に結集しつつある。
これは何ごとか。
幻想ファンタジーが始まるのか。
「仁!」「義!」とか叫びながら
みんなで元気玉を出して、敵を倒すのか。(それは八犬伝)

着々と集まっている、チーム山伏。
何人いるのかわかりませんが、
どうやらワシは関係ないようなので、
とりあえず姫の役を希望します。

それと2週間ほどインドで修行してきます。
あとは頼んだ、海女んちゅ!

PS.アイラブユー 海女んちゅです。
ようやく新しいパソコンやらスキャナやらが届いて、なんとか仕事モードになりました。

人が準備万端になったってのに、当のトンボはインドにいっちまいました。
とんスピは自由に書いていいとのコトなので、これからは絵と文両方とも海女んちゅプレゼンツで行きましょう〜!

と思ったら、またまた偶然のなせるワザ、アタクシ今日からスピリチュアルスポットで有名な奈良の天川に行ってまいります。
まいどまいどお馴染みの、サイキッカー、レディMもお勧めの天川です。
山伏たちの修験場、天川ですよー。
山伏としては行っとかないとね。

別にこの記事に触発されたワケじゃないんです。
全然関係のない所から出てきた話なんですよ、丹波さんに続きアタクシもトンボに行動を読まれてるのか・・・

そんなワケで一週間後には戻ってきま〜す。
posted by トンボ2世 at 02:35| Comment(5) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月25日

追悼

俳優の丹波哲郎さん 死去

さっき海女んちゅさんから第一報を聞いて、腰くだけました。
いやいやいやいやいやいやいや
ワタクシ何も受信してませんよ

ただフッとこう、ほんとにフッと
「そういえば丹波さんってどうしてるんだろう?」
と思いついただけなんですようぅぅぅぅ〜〜〜。

やーホントにビックリしました。。。。

謹んでご冥福をお祈りいたします。
先にリンクした公式サイト「丹波哲郎の霊界サロン」は
告別式の告知になっております。

どうしよう丹波サンほんとに何か伝言してたら。
むこうは発信してても、こっちが受信できてなかったら意味ないよな。
たぶんないと思うけど、もし何か言いたかったとしたら
役立たずでごめんよう。

でも、一度お会いしてみたかったです。
posted by トンボ2世 at 19:39| Comment(8) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月10日

きらきらしたいの、スピだもの。

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「結局、きらきら感じゃないのか?」

何のことかというと、
このブログに足りないものは何か、という話であります。

スピリチュアルないろんなものを調べていると、
とにかく非日常感たっぷりに、キラめいていますね。

食べ物でいえばマシマロですね。
(そういえばマシマロはエンジェルフードという別名だそうで)
色でいえばパステルピンクですね。
瞳にツヤグラですね。
火遊びしちゃいますね。

それはとにかく、そういうスピにつきもののきらきら感が
この「とんスピ」には皆無なわけですよ。

「キミの絵はおどろおどろしいね」
という素晴らしい批評をいただいた海女んちゅさんの絵と
「さわやかな毒舌」
というありがたくないキャッチフレーズをつけられたワシの文で
キラキラ感を出そうというほうがムリな相談ですね。

しかしスピのきらきら感というのは、あくまでイメージであって、
当然ながら霊能者とかヒーラー自身が
キラキラ、ふわふわしとるわけじゃないですね。
それを各自それぞれのストラテジーで
神秘的に見せたり、あやしく見せたりしているわけで。

あ、そういえば着物は悪い氣を寄せ付けないという話を聞いたので、
そのうち「ファッションチェック」もするのもいいですね。

で、いわゆるスピリチュアル・カウンセラーとか
サイキック・リーディング、ヒーリングを行うような方々は
概してカジュアルなファッションが多いように思いますが、どうでしょう。

ひと言で言えば
地味
な人が多い気がするんですけど、
あの「こざっぱり感」はどこから来るんでしょうか。(偏見失礼)

ともかく、そういう日常感を抱えたサイキックのみなさんが
唐突に非日常的な言葉を発するから面白いんですよね。

そんなことを考えていたある日、
このブログでしょっちゅう登場しているサイキックMさんに会いました。
彼女の場合はこざっぱりっつーか「おしゃれな新妻」って感じなんですが、
(感じっていうかそのままなんですけど)

その日、「おまたせ〜♪」ってスキップするように現れたMさんは

全身フリフリ

フリル満点。
スリル満点。

なるほど、イメージ上のきらきらではなく
「リアルきらきら」で攻めてくるとは。。。

きらきらにはそういうベクトルもあるのかと新発見しつつ、
人にはできることとできないことがあるものだなあと
改めて感じた昼下がりでありました。

だって、人間だもの。
posted by トンボ2世 at 12:53| Comment(5) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月22日

のろわれたい人

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前回紹介した「ダカーポ」のスピ特集の中で
「オーラの泉、最高視聴率はベッキーの回で14.6%」
という1文を読んでビックラこいたトンボです。

じゅ、じゅーよんぱーせんと・・・
深夜枠ってことを考えると、恐ろしい数字ですね。
化け物番組です。いろんな意味で。

かくのごとく数字というのは1つの指標になるものですが、
実はこのブログで使っているseesaaというシステムでは
検索エンジンでどんなキーワードで検索して
この「とんスピ」にたどりついたのか、ということを
親切にも解析してくれるんですよ。

でね、どんな言葉が一番多いと思います?

答えは「憑依」です。

それはもう、日本の将来が心配になるくらい
世の中の人は憑依でお困りのようですよ。
どんだけのりうつられてんだよって話ですよ。

「私、ひょっとして憑依されてるのかも…」
「人生がうまくいかないのは祟りなんでしょうか?」
「こんなことが起こるのは前世の因縁かもしれない」

まあね、中には実際そういうこともあるかもしれませんがね、
なんでもかんでも霊のせいにすんなバカチンが

こういう困ったちゃんは意外なほど多いものですが
最近友人からキョーレツな話を聞きました。
友人Zちゃんのところに突然、
学生時代につきあっていた元カレから電話があったそうです。

その元カレはルックスはいいが、A級だめんず。
電話によると彼はろくすっぽ働いてないどころか
何やら自分でよくわからないプロジェクトを立ち上げ、
20代半ばにして700万もの借金をこさえているらしい。

おまけにカノジョがいるにも関わらず
プロジェクトで知り合った女といたすことをいたしたらしいが
その理由がイカしてます。

「最初はなんでもなかったのにさ、
彼女が『もうあの人に会わないで』なんていうからいけないんだよ。
オレたちはトゥインクル・ツインスターなんだね。
双子なんだよ。ソウルメイトなんだよ。
引き離されると、よけいに惹かれ合っちゃうものなんだよ」


…頭がキキとララですね。

なのにその男は相手を孕ませた挙げ句、全額女負担で中絶させたらしい。
そして、その子供の腹部エコー写真を手帳に入れて持ち歩き、

「だって彼女が勝手におろしちゃったんだよ。
でもこうしていれば、この子はボクと一緒なんだ。
いつか生まれてくる子は、きっとこの子の生まれ変わりなんだよ」


体の奥から熱いものがあふれてきましたが、話はここで終わりません。

いいとこのボッチャンだと周囲に思われていた彼ですが
よくよく聞くと、大学教授の父親も借金こさえて四苦八苦。
妹もへんな男につかまって一度は中絶させられ、
二度目に妊娠したので、男がしぶしぶ結婚を承諾したという話。

「それもこれも、グランマが水子供養をしなかったせいなんだよ。
かくいうボクにも水子がついてるんだけどね、アハハ。
ところでZちゃん、今度遊びに行っていい?
いろいろあってリフレッシュしたいんだよね〜」


たのむからいっぺん死ね お逝きあそばせ。

よくもまあこんなに見事に
全てを他人のせいにできるもんだと感心すると同時に
呪われたい人、または「呪われていることにしたい人」が
世の中にはいるんだと初めて知りました。

文字通り、とんでもスピリチュアル。
posted by トンボ2世 at 22:22| Comment(6) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月20日

つまらない男

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サッカーやら梅雨やらにまぎれて、遊びに出かけてました。
ごぶさた失敬、めっきりデブの言い訳炸裂なトンボです。(つまり食べ過ぎ)

そんなこんなで、本屋で久しぶりにダカーポを手にしましたよ。
女性誌なら確実に「スピリチュアル」とか「ヒーリング」とか呼ぶものを

「あなたは霊を信じますか? 
あなたは死後の世界を信じますか?」


ストレートですね。さすがオヤジ雑誌です。
ちょいワルじゃないオヤジは、ひねらないのが美学です。
江原氏もスピリチュアル・カウンセラーじゃなくて「霊能者」です。

それでもいま流行ってるっぼいスピ特集を組むあたりが
揺れるオヤジ心ということでしょうか。

特集では25年にわたって心霊現象と格闘してきた作家の佐藤愛子や
格闘家・須藤元気、漫画家・水木しげるのインタビューなど
いろんな企画が展開していくわけですが、
この特集を読むと、つくづく「男って極端だなあ」と思いますよ。

たとえば最先端アメリカで半導体の研究をしていた坂本政道さんは
研究心が高まったあまり、人間の脳波に作用する
「誰でも<あの世>が体験できるマシン」で死後の世界を研究。

CDやアイボを開発した有名なソニーの技術者、土井利忠さんは
量子力学から<あの世>論を展開。

西川隆範さんは、霊界研究にのめりこんだ
神智学のシュタイナーが語る精神世界を解説。

ん〜。
いやね、別に目に見えない世界にアプローチするのは結構なことですが、
どうして男という生き物は、研究し、分析し、結論を出そうとするのでしょうね。
そんなに難しいことを難しく言いたいですかねえ。

しかし最も気になるのは、特集外の連載コーナーにある
大槻義彦教授の「反オカルト講座」ですよ。

大槻教授といえばオカルトバッシングで有名なサイエンティスト。
それもそれで別にアプローチとしては構わないのですが、
たとえば記事では沖縄・与那国島にある海底遺跡が
「人工構造物でない」ことを「論理的」に「否定」しているわけです。

海底遺跡の石段は、人が作ったっぽく見えるが、
こうしてああして考えた結果、どう考えても人工物じゃないだろう。
だから「これはムー大陸の遺跡ではないのだ」と結論づけています。


無粋な男ですね。

小津的に言えば「無粋だ」「ええ無粋よ」
フランス語的には「ブスイデソレ、シルブブレ」
フジテレビ的には「ブスイの瞳に恋してる」
平井堅的に言うと・・・ってもういいですか、

百歩譲って、この遺跡が人工物でないとしてもですよ、
それが「ムー大陸の遺跡ではない」という証明にはならないわけですよね?
火の玉は作れる、この心霊現象はこうだからまやかしだ、
でもそれは「だから霊はいないのだ」という証明にはならないですよね?

「あるかないかわからないもの」を
「わからないまま」にしておけないその感覚。
遊びがなくて、息がつまるなあ〜。

まあ、思うに大槻教授もきっとマスコミが作り上げた
「反オカルトの大槻教授」という役を演じているでしょうから
教授自身ホントはそんな単純な考え方ではないようにも思うのですが

こういう男を見るたびに、「トリビアの泉」の緒川たまきサンに

「・・・・・ ウソつき」

と言ってほしい気分になります。
posted by トンボ2世 at 22:18| Comment(3) | TrackBack(1) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする