育ってきた環境が違うから〜好き嫌いはいなめない〜♪
ちびっことノッポ、本州の東はしと西っぱし、広告と出版etc
同い年という以外あまり接点のない海女んちゅとワシの
数少ない共通点に「みうらずん&いとうせいこう好き」
というのがあるのですね。
『デジデリオ』という本があります。
ライターの著者が、サイキックリーディングによって見いだされた自分の前世、
イタリア人彫刻家デジデリオの謎の人生を解き明かす・・・
というミステリー小説のようなドキュメンタリーなのだが
これがまたすばらしく面白い。
スピ系の本はいろいろ読んだけれども
いまだにこれ以上に面白い本に出会っていない。
まあその内容は機会があればという感じなのだが
この本の解説文を書いていたのが何を隠そう、いとうせいこう氏。
いとうサンはここで
「前世や心理現象を信じるか信じないかという
確かめようのないことを論じるのは馬鹿らしい。
だから僕はそれが“お役に立つかどうか”で考えることにしている」
と語っているわけで、
この言葉がこの「とんスピ」の基本スタンスになっている。
はい、パクってます。すんません。
で、そのいとうサンがブログで最近どうも調子が悪い
というようなことを夏頃から書いていたのだ。
それは、とある個展を見に行った後のこと。
樹海で自殺した若者N君が首を吊った木を切り出し、
自殺現場のレプリカを作る・・・
というなんとも迫力満点な作品
「ともだち」
を見た途端に、左の腰に痛みを感じたいとうサン。
最初はN君が憑依したのかと思ったいとうサンは
若者が俺を頼るのも仕方ない、憑きたいだけ憑けばいいさ、と考えた。
しかしそれにしては、どうも何かに噛み付かれたように腰が重い。
霊感の強い人の見立てによると、
どうもそれは大きな犬の霊らしい、という話。
かなりの人々が彼に「お祓いに行け」とアドバイスしても
「そんなのフツーだ。俺は悪霊と共生する!」
と言ってきかない、いとうサン。
体調は悪化するばかりなのに、人間ドッグに入っても何も異常が出ない。
しかし。
その一方で、体調以外のことはおそろしくツキまくる彼。
体調も落ち着いてきたいとうさんはふと、考える。
ひょっとして悪霊を飼い慣らしたのではないか。
悪霊だった犬がパワーのひとつとなり、
俺の運命の輪を共に回し始めたのではないか。
つまり・・・
「安倍晴明のようなことに、俺はなっているのでは・・・(笑)」
(by いとうサンのブログより)
キャンギャル時代にサイパンで兵隊さんの霊たちにつきまとわれ
「あたしでよかったらどーぞどーぞ!」と豪語したおかげで
900体の霊に憑かれたのにも関わらず
裸踊りで兵隊さん達をなぐさめようと考えたという
飯島直子のほがらかさも尊敬に値するが
「霊が憑いてお祓いするなんて、もったいない!」
みたいな、いとうサンのスタンスも素敵ですな。
いや、憑かれるのは困りますけども。。。
【関連する記事】
トンボさんの解説を期待してます。
以前ロバだったっぽい私ですが、ありがたいことにまだロバの霊には取り憑かれていません。というか、たとえ取り憑かれていてもロバには何もできないかも、、。
いやはや、よこさーがデジデリオを読んでいたとは、驚きです!
この本、ほんといいですよね。
途中でやめられなくなって、睡眠不足になりました。
あと、大丈夫です。よこさーはロバに取り憑かれてるというか
ロバ自身なんで。
憑かれたからといってすぐにお祓いするのは早計だと思います
まあ、お祓いをして気が楽になる人はすればいいと思うんですよ。
要は現状がよくなればいいんでね。
あ、そういえばワシ、厄払い行かないまま厄あけちゃった。