2007年02月23日

忘れないライフタイム、この好意。無期限にさようなら。エネルギッシュ…

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このタイトルを見てピンと来た人は、もうお読みになりましたね。
わたくし先日この本の存在を知りまして、本屋をハシゴしました。

読んでいない方はこちらへ。内容の一部が読めます。
『匂いをかがれる かぐや姫』
ミクシイやっておられる方はコミュあります。


これはもう拷問レベルですね。
電車の中で笑いをこらえられず、爆死しました。

以前、「It's so cool」という英文を翻訳ソフトにかけたら
「それはとても涼しい」と和訳されたことがありますが

日本の昔話を自動翻訳機にかけて英訳し、
その英文を再び自動翻訳機にかけて和訳するとどうなるか。

「かぐや姫」は「匂いをかがれるとすぐに、プリンセス」
「桃太郎」は「桃タロイモ」
「一寸法師」は「少量法律助言者」

となります。

ちなみに今回のタイトル
「忘れないライフタイム、この好意。
無期限にさようなら。エネルギッシュ…」

原文は
「このご恩は一生忘れません。
いつまでもお元気で、さようなら」
です。

ラップですか?

そんなわけで伝言ゲームのなれの果てはたいてい
もともとのメッセージとはかけ離れていて
「ピッとジジジの間にはワンダーランドがあふれているよ、
気をつけや小出恵介!」とJCBのCMに語りかけてしまうのです。

***

最近、海女んちゅさんの古くからのお友達が亡くなりました。
こういうニュースが、このところ本当に多くなりました。

年齢とか性別とか、いい人かどうかとか、そんなの全く関係なく
ある日突然、死はランダムにやってくるもんですね。
それはもう、あっさりと。

「前世がこうだから今の自分はこう」とか
「課題をクリアして来世ではステップアップ」とか
そういう風に考えることが悪いこととは思わないけど

大切な人が死んだら、さみしいさ。ふつう。
お墓の前で泣きたくなるのが人間ってもんさ。

とても身近な死にふれるたび、
人生を「自分以前」から「自分以後」まで延長して考えるより
「今の自分」の手足が届くところを大事にしなきゃな、
なんて思うのです。江原サンや美輪サマの話を聞いてると。

だからさ、「今の自分がダメだから、自殺してリセット」
なんてさ、都合のいいロスト・イン・トランスレーションで
ワンダーランドに飛ばないで、ぜひ

「オーバーナイトで豪華な青年」
になってください。そして

「私がブラジャー、ブラジャーとともに歩いたとき、ミスターが大邸宅である」
とまさしくの頭に離れて浮かんでください!

もうこの本読むと忘れられない ライフタイム、この好意
そして日本語がリア・ディゾン。(ああもうどうとでもして)
posted by トンボ2世 at 00:12| Comment(2) | TrackBack(0) | スピ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そう!
今あるこの現実を受け入れて、できることをきちんとやりきることが次につながっていくものです。

死は公平だけど生は不公平です。幸運にも時間のたっぷりある我々は、今を悶絶しながらも生きましょう。きっと楽しいよ。

海女んちゅさんご愁傷様です。
Posted by ころころ at 2007年02月24日 00:16
>>ころころさん
「死は公平だけど生は不公平」
まさに言い得て妙ですねえ〜。

「生きてるって楽しいサア〜」
とちゅらさんのエリィみたいに
あっけらかんと言ってみたいもんです。
Posted by トンボ at 2007年02月25日 11:06
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