海女んちゅさんと旅するようになったある日、
とある神社の前を通りがかりました。
「寄っとく?」
神社好きの2人です、寄らない理由はありません。
あっちでパンパン、こっちでナームー
いろんなところに参拝しまくりのチームとんスピ。
そして神妙にお参りした後、海女んちゅさんは
当たり前のようにおみくじをひくのです。
海「ちぇ、中吉だよ」
ト「あら残念」
海「でもいいんだ! 大吉だから♪」
ト「は? 意味わかんないんですけど? 中吉だろーが」
海「だってこないだ大吉ひいたから、オリの運勢は大吉なの♪」
そうなのだ。
こいつはあちこちの神社に行っていて、
そのたびにおみくじをひいているのだ。
1日5カ所神社をまわれば、5回おみくじをひく。
10カ所まわれば、10回ひく。
いったい年間どんだけひいているのか。
で、数うちゃ当たるもので、
そこそこひくと、そこそこ大吉が出る。
海女んちゅの場合、ひくたびに運勢が「上書き」されなくて
「いちばんいい運勢が残る」ハイスコア形式。
だから、大吉の後にひいた中吉や小吉や凶は
「なかったこと」になる。
結果、海女んちゅの運勢は「つねに大吉」。
・・・・運だめしじゃねーじゃん・・・
出会った頃は、毎年大吉だもんで
「よほど強運のやつに違いない」と素直に思ったものだが
数年たって「なんかおかしい・・・」とあやしむようになり、
一緒に旅するようになって、そのカラクリを発見して
ぬおおおお〜〜〜反則だぞう〜〜〜!
納得いくまでおみくじをひくって手があったのかあ〜!!
初詣のおみくじに一喜一憂していたワシは何だったのかあ〜!!!
と、ピュアガールなオノレを抱きしめてあげたくなりました。
そんなこんなで今年も海女んちゅさんの運勢は「大吉」。
仕事がなかろーがお金がなかろーが
海女んちゅさんはいつもシャーワセそうです。
未来を切り開くって、あんがいこんなことかもしれません。
【関連する記事】