2009年01月25日

フォーチュンテリングでなくて

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海女んちゅさんと旅するようになったある日、
とある神社の前を通りがかりました。

「寄っとく?」
神社好きの2人です、寄らない理由はありません。
あっちでパンパン、こっちでナームー
いろんなところに参拝しまくりのチームとんスピ。

そして神妙にお参りした後、海女んちゅさんは
当たり前のようにおみくじをひくのです。

海「ちぇ、中吉だよ」
ト「あら残念」
海「でもいいんだ! 大吉だから♪

ト「は? 意味わかんないんですけど? 中吉だろーが」
海「だってこないだ大吉ひいたから、オリの運勢は大吉なの♪」

そうなのだ。
こいつはあちこちの神社に行っていて、
そのたびにおみくじをひいているのだ。

1日5カ所神社をまわれば、5回おみくじをひく。
10カ所まわれば、10回ひく。
いったい年間どんだけひいているのか。

で、数うちゃ当たるもので、
そこそこひくと、そこそこ大吉が出る。

海女んちゅの場合、ひくたびに運勢が「上書き」されなくて
「いちばんいい運勢が残る」ハイスコア形式。
だから、大吉の後にひいた中吉や小吉や凶は
「なかったこと」になる。

結果、海女んちゅの運勢は「つねに大吉」。


・・・・運だめしじゃねーじゃん・・・


出会った頃は、毎年大吉だもんで
「よほど強運のやつに違いない」と素直に思ったものだが
数年たって「なんかおかしい・・・」とあやしむようになり、
一緒に旅するようになって、そのカラクリを発見して

ぬおおおお〜〜〜反則だぞう〜〜〜!
納得いくまでおみくじをひくって手があったのかあ〜!!
初詣のおみくじに一喜一憂していたワシは何だったのかあ〜!!!

と、ピュアガールなオノレを抱きしめてあげたくなりました。

そんなこんなで今年も海女んちゅさんの運勢は「大吉」。
仕事がなかろーがお金がなかろーが
海女んちゅさんはいつもシャーワセそうです。

未来を切り開くって、あんがいこんなことかもしれません。
posted by トンボ2世 at 05:55| Comment(0) | TrackBack(0) | スピグッズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月20日

とんスピ的初詣

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先日、海女んちゅと2人で初詣に行ってまいりました。
こんな2人にふさわしいというかなんというか、
詣でた先というのが、

将門の首塚

うち首になった平将門の首が、京都からこの地まで飛んできたという
都心の心霊スポットとしてはあまりにも有名な場所であります。

なんで2人でがん首そろえて参ったかというと、
「そこに首塚があったから」
という山男みたいな答えしかできないのですが

ひょんなことで海女んちゅと大手町で会うことになり、
ここんとこ熱烈な江戸ブームを迎えている2人としては
江戸城でも見に行くかということになり、
お堀までの道にたまたま首塚があっただけの話。

テレビや雑誌で繰り返し見ていた場所なので
どんな感じなのかは知っていたんですが、
実際見ると、拍子抜けするほどこぢんまりしたスポットですね。

周囲がゴリゴリのビジネス街だもんで、
確かにここだけ浮いている感じもするんですが、
目の前にはお堀が見えるし、近くに史蹟もちらほら。

オカルト番組でお決まりのフレーズ
「高層ビル群の中で、そこだけ異様な雰囲気を醸し出して…」
的なアブノーマル感はそれほど感じません。
ま、もともと何も感じない2人ですけど。

そうはいっても、ビルの影ですから爽やかさはないわけで、
そもそもふつうに考えれば、ここに首が埋まってるわけで、
「やっぱ祟られるのはかなわんし・・・」
内心ビクビクしながらお参りするザ・小心者。

(怨念がおんねん)
と急におやじギャグが浮かんで、自分が嫌になりました。

隣の海女んちゅさんも
「そ、そそうもないようにねっ!丁重にっ!」
心なしか声がうわずっておる様子。

おずおずと首塚の前に立つと、
ぎっしりと色とりどりの花がそなえてあり、
なんとなく華やかな雰囲気。カラフル〜。

周囲の企業が持ち回りで担当しているという話ですが
全体的に手入れが行き届いた、こざっぱりした印象。
ひとけのない週末のオフィス街だというのに
ひっきりなしに人がやってきます。にぎやか〜。

「将門はん、ずいぶんと人気なんやね」
「千年以上も前の人やのにね」
「しかしこのあたりの土地は、ホントに平ぺったいねえ」
「なにしろ千年前はこのへん海っぺりだったしねえ」

関係ないアースダイバートークで盛り上がっていると、
そこに老夫婦がお参りにやってきました。
奥様はうやうやしく首塚に手をあわせた後、

「ねえねえ、ここは何のご利益があるの?」
と尋ねておられました。

将門のご利益!
祟りのイメージが強すぎて、いいことがあるとは思いつかなんだ。
気になって調べてみたら、ありましたありました。

「将門の首塚 効能:偏頭痛」

ってアメリカンジョーク?

posted by トンボ2世 at 01:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 軽くオカルティー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月15日

スピセレブ・バトルロワイヤル2!

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前回のつづき。

あの2人は今やスピの両雄と言って過言ではないですが
世はまさに下克上。
その他のスピセレブはどうしておられますでしょうか?

スピ、というよりはオーソドックスな霊能者として
オカルト番組によく出てくるのが下ヨ○子センセー。
確か、保坂が入信したとこですね。

2008年発売の書籍は4冊と、まあまあですが
「ほん怖」とか、心霊モノでは定番として出演多数。
今後もマスコミ的には登場多そうなお方です。

あと、個人的に気になるのが
「木村の神様」こと木村ふ○こさん。

恐山のふもとで長年活動されていた、
知る人ぞ知る霊能者だった木村の神様が
美輪サマなどによってメディアにかつぎ出されたのが
確か3年ほど前のこと。

テレビに初めて出た時は、芸能界のことを全く知らず
離婚や不和など、かなりKYな発言をズバズバされていて
その無垢さにかなり好感が持てたんですが、

まさか書籍やDVDを出す方だとは思わず・・・
少々気がかりであります。
たのむからメディアに出ないで〜。

あとは、スピとは言えないかもですが
風水関係はビジネス的に成功されている方が多いですね。

ごぞんじDr.コパは2008年でなんと21冊!を出版。
21冊て。1カ月に1〜2冊出してる計算ですよ。
すさまじいです、人間の開運欲・・・

そして、最近あちこちでひっぱりだこの
ユミリーこと風水建築デザイナー直居由○里サン。
2008年は11冊の著書出版の他、
まあ〜本当にあちらこちらで拝見しましたです。

個人的には、あのよくわからない巻き髪が気にかかります。
小悪魔ageha的な鬼もりヘアも開運アイテム?

最後に、スピ界若手?ホープといえば、占星術師の鏡リュ○ジ!
2008年は書籍5冊と平均的な数ですが
リュウジ(あ、書いちゃった)のすごいのはその商才。

トークショーやらキャンドル企画販売やら、
カルチャーセンターでの講師やら
その守備範囲の広さや独創的な発想力を見ると
「商売上手やな〜自分!」と声をかけたくなります。

なにしろか〜なり昔の女性誌の占い特集で
かけだしのリュウジの写真が載っているのを見かけて
「…ハリー・ポッター?」と思わず叫んでしまったくらい
ダサかった彼であります。

リュウジの中で何かの ケミストリーが起きて
たいそう大変身されたんですねえ〜〜〜

みぞーゆうの経済不安にさらされている今、
スピ関係の方々はますます人気を博していくんでしょうか。
しかと見守っていきたいと存じます。
posted by トンボ2世 at 10:21| Comment(5) | TrackBack(0) | スピセレブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月08日

スピセレブ・バトルロワイヤル!

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前回、急に思い立って半年ぶりに更新したんですけども、
書き終わって、ふとテレビをつけたら
画面からイブニングドレスを着た細木○子センセーが微笑みながら

「お久しぶり」


ひ、ひいぃぃぃぃ〜〜〜〜〜見られてるうぅぅぅ!!!!


あ、すいません、つい条件反射で。
よく見たらセンセーが開設したケータイ占いサイトのCMでした。

冠番組を降板して、彼女がテレビから姿を消したのは昨春。
それ以来、本当にマスコミから一切遠ざかっていたので
センセー的には本気で「お久しぶり」なんでしょうが。

最近、いろんな人に
「なんで数子は消えたの?」「いま何してるの?」
と質問される機会が多かったので
みんなが「そういえば最近見ないな」と思っているところに
絶妙なタイミングでセンセー登場。すばらしい間合いです。

まあ、そもそも「世界一占い本を売る人」として
2006年にギネス登録してるくらいの人物ですから
テレビに出ようが出まいが、ヘのツッパリなんですけどね、

せっかくですから、スピセレブの方々の
2008年の活動を振り返りましょうか。

まずは、話題の細木センセー。

2008年は恒例の六世占術運勢本(イラスト表紙の薄い文庫ね)を含め
各種開運本をトータル10冊出版。(Amazon調べ)
出版界で言えば、細木本は言ってみれば「鉄板」でしょう。
(KKベストセラーズ的にはマストアイテム?)

公式サイトをお持ちでなく、総括的な動きが不明なので
おそらくセミナーやトークショーなどおやりかと思いましたが
ネットでは検索できませんでした。
いずれにしても、センセー的には悠々自適な1年でしたかね。

対するは、元祖スピセレブ、エハラシ。
こちらは公式サイトをお持ちですし
メディア活動も活発なので、ご承知の方も多いことでしょう。

『オーラの泉』はレギュラー番組として存続してますし、
『週刊現代』『anan』『新潮45』などで連載中のほか
単発記事など、雑誌ではちょくちょくお見かけします。

書籍は共著含めて9冊。(Amazon調べ)。
数からすれば、細木センセーより少ないですが、
六世占術や西洋占星術などはシリーズとして出せるのに対して
(09年の運勢でも星占いなら12、六世占術なら7パターン出せる)

スピの場合はそうもいかないわけで、
お祓いブックだの、スピ子育てだの、
エハラシの本は全てがいわゆる「企画本」。
1冊1冊、企画を考えて作っているわけです。

本人が企画しているのか、編集者がアイデアだしてるかは不明ですが
スピものでよく1年に9冊も出せたな、というのが正直な感想です。

さらにエハラシで特筆すべきは、音楽活動。
武道館や東京国際フォーラム、大阪城ホールなど
全国ツアーを敢行する堂々たるアーティストぶり。
もはや全国ドームツアーも夢じゃないですね。

というわけで、他の方はどうなんでしょう。
次回に続く・・・
posted by トンボ2世 at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | スピセレブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする