2007年11月23日

花ひらいてます

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前回話した渋谷で「ひらいてます」と言われた話をしましたが
実は昨日も言われたんです。

今度はパルテノン多摩の前で。

多摩センターって多摩センターって多摩センターって!!!

多摩センターは仕事柄けっこうまめに行っているのですが
今まで一度もそんな風に声をかけられたことはなかったですよ。
なのに、アポの時間が迫っていたので急いで歩いていたら
向こう側から歩いてきたオバサンに

「すいません、あなたひらいてますよ」

と唐突に話しかけられましたです。

「はい?」
「ええ、私は人相を見る者なんですが
あなたに開花相というとても珍しい相が出ておられるので
ついお声をかけてしまいました」
「はあ」
「いま転機を迎えておられるのではないのですか?」
「あーその話はもう聞きましたんで、じゃ」
「え?あ、あの・・・・・」


あのさ〜
なにキャンペーンはってるの、業界的に?
1週間のうちに違う場所で同じ声かけされるって、おかしいっしょ?

つうか「開花相」って何さ。
開花相と聞いて、頭から花が咲いてる図を想像して
「アタクシがバカだと、バカですけども
ええバカだともそれが何かっ???」
と声を荒げてしまうところでした。

昔から「花が咲く」とか「タガがはずれる」と聞くと
脳天がパカーンと割れて解放されるイメージが浮かんでしまうトンボです。

せっかくなんで調べてみました。
人相に「開花相」つうのがあるのかどうか。

そしたら、開花相でははなくて
「開花相が出てますよ、と街角で声をかけられた人の日記」
にたくさんたどりつきました。

おもしろいね。
みんな街角で同じように声をかけられて
同じように「大変めでたくて、転機を迎えている人に出る相」
と言われていて、

みんな言われた言葉をその場で「へえ」って聞いて
その場で「じゃ」って別れて
「なんかいい相が出てるって言われてラッキー」
みたいに受け止めてます。

商売になる確率としては相当低いんじゃないかと思うんだが
なんのためにやってるわけ?
ていうか、開花相ってなんなんだか誰か教えて?
posted by トンボ2世 at 22:02| Comment(7) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月20日

ひらいてます

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「あなた、ひらいてますよ」

通りすがりの美女に、
すれちがいざまそんなことを言われたら
あなたは何を考えるでしょうか。

「あなた今、転機が訪れてますよ。
すごくいいです。すごくひらいてます」
「ん、何だって?」

渋谷のおされな界隈で、むこうから歩いてきたおされな女性から
そんな形で声をかけられ、フイをつかれたものだから
ジーパンのアレがあいてしまったのかと思わず反応してしまった。
辻斬りなら死んでるね。

「何がひらいてるって?」

「とてもいいオーラがでています。
今転機を迎えておられるんじゃないですか?」

「いえ特に」

「転職されるとか」

「その予定はないですけど」

「結婚のご予定がありそうですが?」

「今のところ心当たりはありませんが」

「とてもいいオーラがでているんですよ。
あんまりひらいておられるので、ついお声をかけてしまいました」

「だから何が」

「私この近くで運勢をみているんです。
よろしかったらゆっくり見せてください。
3日以内ならもっと深く見えると思いますので」

「あなた、オーラが見える人なんですか?」

「あなたがあまりに輝いておられるので」

「・・・」

禅問答に疲れて、まいてきました。

昔渋谷によくいたマヒ○リさん最近見ないな〜
と考えながら歩いていたんだけど
こういう業界もキャッチやるのだね?

去り際にちゃっかり渡された名刺。
肩書きには「運勢鑑定士」と書いてある。
渋谷の駅からすぐのマンション。
彼女の名前はシンジュ。

アンタなんて、牡丹じゃなくてブタよっ!!
(それは小沢マジュ)

ひらいてます→タガがはずれてます→欲望だだ漏れです
と連想ゲームで考えてしまったことを
女王シンジュ様が把握しているかどうか
確かめたい欲望とたたかう今日この頃です。
posted by トンボ2世 at 22:32| Comment(5) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月14日

陰陽師な男

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育ってきた環境が違うから〜好き嫌いはいなめない〜♪

ちびっことノッポ、本州の東はしと西っぱし、広告と出版etc
同い年という以外あまり接点のない海女んちゅとワシの
数少ない共通点に「みうらずん&いとうせいこう好き」
というのがあるのですね。

『デジデリオ』という本があります。
ライターの著者が、サイキックリーディングによって見いだされた自分の前世、
イタリア人彫刻家デジデリオの謎の人生を解き明かす・・・
というミステリー小説のようなドキュメンタリーなのだが

これがまたすばらしく面白い。
スピ系の本はいろいろ読んだけれども
いまだにこれ以上に面白い本に出会っていない。
まあその内容は機会があればという感じなのだが
この本の解説文を書いていたのが何を隠そう、いとうせいこう氏。

いとうサンはここで
前世や心理現象を信じるか信じないかという
確かめようのないことを論じるのは馬鹿らしい。
だから僕はそれが“お役に立つかどうか”で考えることにしている」


と語っているわけで、
この言葉がこの「とんスピ」の基本スタンスになっている。
はい、パクってます。すんません。

で、そのいとうサンがブログで最近どうも調子が悪い
というようなことを夏頃から書いていたのだ。
それは、とある個展を見に行った後のこと。

樹海で自殺した若者N君が首を吊った木を切り出し、
自殺現場のレプリカを作る・・・
というなんとも迫力満点な作品
「ともだち」
を見た途端に、左の腰に痛みを感じたいとうサン。

最初はN君が憑依したのかと思ったいとうサンは
若者が俺を頼るのも仕方ない、憑きたいだけ憑けばいいさ、と考えた。
しかしそれにしては、どうも何かに噛み付かれたように腰が重い。
霊感の強い人の見立てによると、
どうもそれは大きな犬の霊らしい、という話。

かなりの人々が彼に「お祓いに行け」とアドバイスしても
「そんなのフツーだ。俺は悪霊と共生する!」
と言ってきかない、いとうサン。
体調は悪化するばかりなのに、人間ドッグに入っても何も異常が出ない。

しかし。
その一方で、体調以外のことはおそろしくツキまくる彼。
体調も落ち着いてきたいとうさんはふと、考える。

ひょっとして悪霊を飼い慣らしたのではないか。
悪霊だった犬がパワーのひとつとなり、
俺の運命の輪を共に回し始めたのではないか。
つまり・・・

「安倍晴明のようなことに、俺はなっているのでは・・・(笑)」
(by いとうサンのブログより)

キャンギャル時代にサイパンで兵隊さんの霊たちにつきまとわれ
「あたしでよかったらどーぞどーぞ!」と豪語したおかげで
900体の霊に憑かれたのにも関わらず
裸踊りで兵隊さん達をなぐさめようと考えたという
飯島直子のほがらかさも尊敬に値するが

「霊が憑いてお祓いするなんて、もったいない!」
みたいな、いとうサンのスタンスも素敵ですな。
いや、憑かれるのは困りますけども。。。
posted by トンボ2世 at 03:30| Comment(4) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月04日

ホーライ会議でスネえもん

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ごぶさたしてます。
年に2回の〆切まつりで幽体離脱ぎみに生きていたら
気づけば半月以上たってました。

その間に、前回書いたアラギョー星野さんはぶじ下山し
アラギョー話を書いた回が「長すぎる」と海女んちゅさんにクレーム殺到。
すんません、書いたのはワシです。。
お詫びに前回の日記は途中で折りたたみました。今さら遅いって。

ちなみに星野さん、すんごい形相でしたが神々しかったですね。

で、先日は「ホーライじーさんの会」に参加してまいりました。
これまで「ウンパルンパの会」として何度か催されてきた飲み会がありまして
メンバーはサイキック・レディMと、同じくサイキックな娘A、
ますます菩薩化が進むカリスマ美容師meleと、
チーム山伏のRさんファミリー、そして海女んちゅ。

このとんスピレギュラーメンバー達が、
今年の夏にホーライにお祓いツアーに行ったわけでして
以来、このメンバーが集まる会は「ホーライじーさんの会」となったわけですね。

で、チーム山伏でもサイキックでもないワシは
なぜか不思議とこの会と縁がなく、
毎回参加できないまま時はすぎ、今回がようやく初参戦。
他に新メンバーも多数参戦しての宴となったわけですが。

折しもその日は、ふってわいたように生まれた季節はずれの大台風。
外は笑っちゃうほど、ざんざんぶりの豪雨。
その影響で、娘の七五三を控えていたレディMは無念のキャンセル。

このメンバーの場合、「雨=龍神の歓迎」なので
「ちょっと龍神呼びすぎじゃない〜?」のひとことから宴スタート。
(ホントにいろんなもの呼びそうなメンバーだからこわい)

いやね。噂には聞いていたんですよ。
なめてましたね。
想像以上でしたね。

ホーライお祓いツアーでの心霊現象やら、過去の因縁やらの
スタンダードな心霊話は序の口。
元気玉の作り方やら、指先スモーキーの体験者続出、
そのうち・・・○△□★&$#!!・・・
ああここではとても書けない・・・

とりあえずホーライ会初参戦のワシがわかったのは
「疳(かん)の虫」は本当にいて、指先からニョロッと出てくるということと
カマキリが死ぬと、おそろしい長さの寄生虫が出てくるということと
愛知には「すねえもん」という
一度見たら忘れられない“最強”ご当地キャラがいることを学習しました。

本物を見たいかたはこちらへ・・・
子供が泣き出しても当方責任を持てませんのであしからず(でも魔除けにはなると思う)

すごいよ、すねえもん。
逆さはりつけジンジロゲの、すねえもん。
ホーライ行けなかったワシ、取り残されてスネえもん。
posted by トンボ2世 at 23:55| Comment(6) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする