前回話した渋谷で「ひらいてます」と言われた話をしましたが
実は昨日も言われたんです。
今度はパルテノン多摩の前で。
多摩センターって多摩センターって多摩センターって!!!
多摩センターは仕事柄けっこうまめに行っているのですが
今まで一度もそんな風に声をかけられたことはなかったですよ。
なのに、アポの時間が迫っていたので急いで歩いていたら
向こう側から歩いてきたオバサンに
「すいません、あなたひらいてますよ」
と唐突に話しかけられましたです。
「はい?」
「ええ、私は人相を見る者なんですが
あなたに開花相というとても珍しい相が出ておられるので
ついお声をかけてしまいました」
「はあ」
「いま転機を迎えておられるのではないのですか?」
「あーその話はもう聞きましたんで、じゃ」
「え?あ、あの・・・・・」
あのさ〜
なにキャンペーンはってるの、業界的に?
1週間のうちに違う場所で同じ声かけされるって、おかしいっしょ?
つうか「開花相」って何さ。
開花相と聞いて、頭から花が咲いてる図を想像して
「アタクシがバカだと、バカですけども
ええバカだともそれが何かっ???」
と声を荒げてしまうところでした。
昔から「花が咲く」とか「タガがはずれる」と聞くと
脳天がパカーンと割れて解放されるイメージが浮かんでしまうトンボです。
せっかくなんで調べてみました。
人相に「開花相」つうのがあるのかどうか。
そしたら、開花相でははなくて
「開花相が出てますよ、と街角で声をかけられた人の日記」
にたくさんたどりつきました。
おもしろいね。
みんな街角で同じように声をかけられて
同じように「大変めでたくて、転機を迎えている人に出る相」
と言われていて、
みんな言われた言葉をその場で「へえ」って聞いて
その場で「じゃ」って別れて
「なんかいい相が出てるって言われてラッキー」
みたいに受け止めてます。
商売になる確率としては相当低いんじゃないかと思うんだが
なんのためにやってるわけ?
ていうか、開花相ってなんなんだか誰か教えて?