2007年10月17日

アラギョーゼンヨー

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というわけで、前回の続き。

天台宗のサイトのWhat's 天台宗の解説文によると、
「千日回峰行」というのは比叡山延暦寺の山中で行われるもの。
千日=3年間ぶっ通しでやるのかと思ったらそうじゃなくて、
7年かけて断続的に行われる修行らしい。

****千日回峰行コースメニュー***
(資料によって微妙に違うのだが、なんとなくの流れということで)

★1〜3年目
1日約30qを年間100日歩き、260カ所以上ある礼拝所をめぐる。
ここまでで通算300日。

★★4〜5年目
同じく1日30kmを、倍の年間200日歩く。
ここまでで通算700日。これが終わったところでクライマックス。

★★★堂入り
9日間の断食・断水・不眠・不臥。

★★6年目
これまでの行程に京都・赤山禅院への往復を加えて、1日60q歩きを100日。

★7年目
同じ行程を200日歩いて、晴れて「満行」。
お疲れさまでした〜

・・・もうね、読んでるだけでウゲーって感じですね。

1日30qって聞くと、ひょっとしていけるかも?と一瞬思うんだけど
(京都を2日で5q歩いてマメ作った人の言う言葉じゃないが)
これ、1日のおつとめを終えた深夜にやるんですってよ。

しかもいちばん楽そう(に見える)1年目でも
平均3日に1回くらいのペースで歩かなきゃいけないわけで、
これが200日になったら、1年の半分以上はどこか歩いてるわけで。
終盤にいたっては60q×200日! 1日84q歩く日も!

7年間で歩く行程は約4万q。地球一周してますから。。。

歩くだけでこれなんですから、
クライマックスの「堂入り」なんてどんだけ〜
続きを読みたい方はこちらへ・・・
posted by トンボ2世 at 08:50| Comment(3) | TrackBack(0) | わりとレリジャス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月15日

ドラマチックな人

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先日、仕事でとある船乗りさんに話を聞きに行くことになったのだが
担当編集者さんが一言こう言った。
「その人すごいんですよ〜ドラマチックな人なんです!!」

ドラマチックな人。

ドラマチックな人生、とか
ドラマチックな恋愛、とかならまだわかる。

ドラマチックな髪。
もじゃ毛だろうか。
ドラマチックな仕事。
最初はやはり暗礁に乗り上げるのだろうか。

いやしかしドラマチックな人生でも生き様でも髪でも恋でもなく
「ドラマチックな人」である。
存在そのものがドラマチックということである。

いきなり歌い出したらどうしよう。
まさか隈取りしてるわけじゃないよな。
「出会いは一期一会!」とか泣かれたりして。
それとも全身ギャランドゥだったりして?
会っただけで妊娠したらどうしよう。

いや〜ん。

「あ、間違えました! ロマンチストなんですよ〜」

・・・ち。
ロマンチストとドラマチックじゃ大違いじゃねーかよ。。。

間違いとわかっても、つい考えてしまう「ドラマチックな人」。
そういえば最近こんなニュースが話題になってましたね。

比叡山・千日回峰行で最難関の「堂入り」に 星野圓道師

比叡山で星野さんという32歳の住職さんが、
千日回峰行の「堂入り」に入ったらしい。
この堂入りというのは「荒行中の荒行」と呼ばれるもので、
星野さんで戦後12人目の挑戦者。

戦後12人。
世の中に坊さんがどれだけいるかわからんけど
素人でもこれが「たった12人」ってことはわかる。

しかも「荒行」ってだけでもおそろしそうなのに
最難関ですよ。
アラギョウ・オブ・アラギョウですよ。
ハードコアですよ。


ふふ
うふふふふ
うふふふふふふふふ


こんな面白そうなこと、調べずにいられますかっての!

というわけで、調べてみました。
でもドラマチックな人で行数とられました。
次回につづく。
posted by トンボ2世 at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | わりとレリジャス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月10日

スピにまつわるエトセトラ

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先日の連休はさんま食って終わってしまったトンボです。

友人から三陸産の生さんまがどっちゃり届いたので
さんまをぴちぴち言わせながら、近所の友人宅をはしご。

海女んちゅの友人ウラジミール宅では、
さんまの刺しと焼きをつつきながら
何をどう信じるかという話で盛り上がった。

ウラジミールは、一言で言えば才色兼備。
美人で、敏腕で、聡明な女性である。

が、残念ながら海女んちゅの幼なじみなので
かなりおかしな人物である。

そのウラジミールはサイキックセッションも経験済み。
しかし「どうにも半信半疑で・・・」と
今も昔もサイキックには懐疑的な立場だ。

でもそのぶん「ゼロ学」にはかなり傾倒していて
その日も「人間の器」というおそろしいゼロ学の本を読んで
「あたしって器がちっちゃいの〜アハハハ」と笑っていた。

恋を成就するためにお百度参りしたのは、この女である。

次に向かったのは、友人ヤマトリチェンコの家。
こちらでも焼さんまをつつきながら、ガールズトーク炸裂。

ヤマトリチェンコは「オーラの泉」全否定派である。
「なんで江原さんをあんなに信じられるのか、全くわからない」とバッサリ。
彼女は可憐なトゥエンティーズだが
残念ながらワシの友人なので、やはりおかしな人でもある。

そんな彼女はサイキックは信じないが
熱心に通っている占い師がいる。
最近その話を自分の日記に書いたところ、
知り合いの坊主に「信仰心が足りないから占いに頼るのだ」
と猛烈な攻撃を受けているとため息をついていた。

サイキックに元カレの生き霊がのりうつり
生き霊の男にさんざんっぱらののしられた、
という伝説を持つのは、この女である。

そして、さんまを食べ終わった後、
一緒にランチを食べた仕事仲間のフリーダである。
(言っておくが、ここに登場しているのは全員ただの日本人ですから、念のため)

彼女は外国語べらべらの、いわゆる帰国子女。
こちらもバリバリの才女である。
しかし、ワシと食事するくらいなので
確実におかしな人である。

最近一緒に仕事をするようになって、
頭キレる人だなあ〜と思っていたところ、
先日ご飯食べながら突然

「韓国にいつも見てもらう占い師がいるんですよ。
四柱推命がメインで、いろいろ見てくれるんですけど、
うちの家族のこと何でも知ってます。
定期的に相談にのってもらってるんです〜」

なるほろ〜〜〜。。。

そういや去年、占い師にみてもらった直後に
仕事をやめて、海外にいる男のところに行っちゃった子もいたなあ。。。

スピを信じる・信じない以前に
みんな何かしらを頼っているのだなあ〜と実感する神無月。

ちなみに海女んちゅとワシが共通するのは
「スビも占いもエンタテイメント」
と思っているところです。
posted by トンボ2世 at 00:01| Comment(5) | TrackBack(0) | スピ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月05日

スピ検索ちゃん

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なんとか四柱推命の原稿を書き終えたトンボです。
いやーーー
四柱推命ってハンパないね。難しいね。
仕事を引き受けたことをちょびっと後悔しました。

でも面白かった。
調べるの、好き。すんごい好き。
知りたい答えにたどりつけたら最高。
そ〜れ〜がエクスタシ〜いっそエクスタシ〜
つ・よ・く・つよ〜く〜〜♪

(すいませんね、昭和で)

まあ海女んちゅさんには
「その調べた情報を知識として蓄積できたら
キミは今ごろ博士だね。まことに惜しいことよのう」
と言われておりますが。。。

そんなわけで、リサーチ大好き人間のワシは
四柱推命をネットで検索!検索!徹底的に検索!

それでわかったのは、四柱推命をスピ的な扱いをしている人が意外と多いこと。
四柱推命的には「占い」とも「スピ」とも一線を画している感じですが
世間的には「よくわかんないものは全部スピ」
というギャップが発生しているのを改めて実感。

そうなると当然火がついちゃうんでね、ついでにスピも調べてみましたよ。
「とんスピ」にもかねてから検索エンジンからジャンプしてくる方が
わりといらっしゃるようだったので、興味あったんです。というわけで

「スピリチュアル」で〜〜〜検索!!(バーイ小池栄子)

まずは代表格のGoogle。
トップに出てきたのはウィキペディアの「スピリチュアル」ページ。

さすが、ノーマルですね。
続いて江原氏のサイトが出て、残りはスピ関連ショップやカウンセラー関係のサイト。
goo、excite、infoseekも同じ結果。

Yahooはどうか。
江原氏、ウィキのスピリチュアルページを抑えてトップに出てきたのは
「スピリチュアルカウンセリング ライトワーカー」のサイト。
チャネリングカウンセラー濱田さんによるカウンセリング告知。

マイクロソフトのウィンドウズ・ライブサーチでは
レイキセミナー・アヌエヌエのサイト。
「涙の後には綺麗な虹が輝くことを忘れないでください。」
とトップに書いてある。
(ワシのまわりにはきっときれいな虹がいっぱいかかってます)

こうやって初めてわかったんだが、
スピで検索しても江原氏や「オーラの泉」はトップじゃないのだね。

ついでにYahooのアメリカサイトで「Spiritual」で検索してみた。
するとトップの英語版ウィキペディアに続いて
「Spiritual Singles」というサイトが出てきた。のぞいてみると・・・

「本当の愛があなたを待っています・・・
ここはソウルメイトに出会うための場所です」


って出会い系かよ!!
考えることは同じだなあ。

検索エンジンのトップに来るのは、各エンジンで条件が違うでしょうが
全体的に野放しな感じがしますねえ。

ちなみにGoogleで「海女んちゅ」と入力し
「I feel lucky」ボタンを押すと「とんスピ」に飛び、
「トンボ」だとトンボ鉛筆のサイトに飛びました。

そんなもんです。
posted by トンボ2世 at 05:08| Comment(4) | TrackBack(0) | スピ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする