連日出入りしている職場のひとに
「あ、トンボがいる!」
とよく言われます。
ええ、いますけど何か?
昨日もいましたけど何か?
ガタイがでかいわりに存在感ゼロのワシ、
トンボ・ザ・インビジブルは(あ、ちがったジだったね)
日によって気づかれたり気づかれなかったりします。
きっと心の澄んだ人にしか見えないんでしょう。
あんまり珍獣みたいに言われるもんで、最近は
「おめでとう。今日はラッキーデーだネ♪」
と言うことにしています。
そのうちお守りになるかもしれません。
そんな前フリとは無関係に
先日我らがサイキックリーダー、レディMに
我が妹を引き合わせてきました。
そう、あのスピにハマりまくりのフィーゴの
リーディングをお願いしたのであります。
最近のレディM、すんごい売れっ子になってしまいまして
5ヶ月待ちにしてようやく迎えた予約の日。
この日を待ちに待ったフィーゴは、遠足前日の幼稚園児よろしく
「眠れんかったっちゃ! 眠れんかったっちゃ!!」
質問リストをにぎりしめ、
目をギラつかせながら待ち合わせ場所にいました。
ウザイよ、存在感が濃厚すぎるよフィーゴ・・・
そこに颯爽と現れたレディM。
まぶしそうに見つめるフィーゴ。
「久しぶり〜。
ねえねえ<顔チェキ>って知ってるぅ〜?
顔写真送ると芸能人の誰に似てるか診断してくれるやつぅ〜。
やった? 誰似? ねえねえ誰似?」
ノリノリのレディM。
目が泳ぐフィーゴ。
不思議な空気のまま、始まったリーディングは
えウソ!マジで?そらキツいわ〜確かにそうそう、ギャ!!やだ!!!
とひとしきり盛り上がったんですが、
そこで突然レディMが一言
「あ、どうも」
誰もいないワシの背後に向かって深々と会釈しました。
・・・・あんた、今誰にあいさつしたんだよ・・・
「だってぇ〜トンボさんの<後ろの人>が
『久しぶり!』って言ってくるんだもん〜。
普段は心の中だけでとどめてるんだけど
あんまりご丁寧にあいさつされるもんだから、つい・・・」
いやあまいったなあ〜
ワシも後ろもノーブルですからあ〜ノホホホホ
そんなこんなでフィーゴのリーディングは
ご丁寧な後ろの人の横やりによって
兄弟リーディングとなっていくのでありました。
つづく・・・
ステイチューン