2007年04月26日

ピラミッド、漢字で書けば・・・

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和歌山から帰ってくるやいなや、今度は四国へ行ってきましたよ。
いやあ〜毎年春は地方巡業が続いて疲れますね。(相撲かよ)
しかし今回はワシが友達と旅に出たところ、
どこからともなく海女んちゅが乱入。
2日間ほど共にした後、渦潮の中に消えていきました。

で、四国です。
徳島ルーツの海女んちゅさんと、
瀬戸内はさんで反対側、中国ルーツのワシ。
近くて遠きは四国かなってなわけで待望の初上陸となりました。

四国といえば八十八カ所オッヘンロール!
そこらじゅう霊場だらけじゃき!
そして四国といえば死国!
八十八カ所を反対から回ると死者がよみがえるんじゃきっ!!


・・・すいません、映画の見すぎです。
実際は「逆打ち」、反対回りは
過酷度アップで功徳もアップらしいです。

まあそんなこんなで、未知の世界は何かと妄想がふくらむもので
なんかもっとこう、もっとストイックなイメージを抱いていたんですが・・・

なんですかこの南国チックな空気は?
高い山がなくて、スコーンと空が広い。
全体的に色が淡くて、人も街もゆる〜い感じ。
オッヘンローラーの皆さんもやけに表情が明るい(ように見える)。

「見てみて山が深緑じゃなくて明るい黄緑だよ〜」はしゃぐ海女んちゅ。
「関東の山とは全然違うね、落葉樹だし」と友人A。
「なんか、モコモコしててかわいいな」とワシ。
「デイダラボッチとか絶対出ない感じ」と海女んちゅ。
「・・・・・」と友人B。

海「しかし香川の山って不思議な形してない?」
ト「確かに。あの山は角刈りって感じじゃね?」
A「あの山は乳首山だな」
海&ト「ヒャダ!乳首山ってアンタ、オンナノコなんだから!」
B「・・・・」

海「ん?なんかあの山の形、面白くない?」
ト「ホントだ、きれいな三角だあ。見事なシンメトリーだねえ」
海「あれ?あっちにも・・・」
ト「はら、あっちにも、むこうもそうだ・・・」
B「・・・」

海「ちょっとこれ!絶対自然じゃないよ!古墳とかじゃない?」
ト「ホントだ。でも地図にも標識にも何も書いてないよ」

不審に思う海女んちゅとワシを尻目に
後部座席から不敵な笑いが・・・

A「ふぁっふぁっふぁっ」
海&ト「!?」
A「それはピラミッドだから」
あ&ト「!!」
A「四国の人はみんなたぬきだったんだよ」
あト「!!!?????」
A「あれはたぬき王のピラミッドです」
あト「!!!!!△▲&%$????」

・・・サラッと言ったけど今、断言したよね?
たぬきのピラミッドって・・・何?

A「ピラミッド、漢字で書けば、金字塔」
海&ト「はっ!!!???」
A「ピラミッド、漢字で書けば、金字塔!ほれっ」
海「ぴ、ピラミッド!漢字で書けば!」
海&ト「金字塔!!」

B「・・・・」

うっかりのせられてしまった・・・

しかしまんざら嘘じゃないと思うんですよ。
だってあれはどう考えてもピラミッドですって。
あっちゃこっちゃにあるんですって。
四国、スピっていうかムー系か?

個人的には四国にピラミッドがいっぱいあることよりも
金字塔がピラミッドの意味だということのほうが衝撃的だった
そんな香川の昼下がり。
「○○は金字塔を打ち立てた」とかってピラミッド立ててたんだ・・・

B「・・・・」

って起きる気あるんかB!!
posted by トンボ2世 at 15:05| Comment(11) | TrackBack(0) | スピタビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月12日

紀伊の熊野は あやしの森

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んちゃ!

久々登場の気恥ずかしさで、
思わず恥ずかしい挨拶をしてしまいます、
ごぶさた失敬トンボでございます。

ワシはウェブって生き物だと思っているので
何はともあれまめに世話している(=更新する)と
そのうち勝手に育っていく、と思っておるのですが
ブログ書けなくなるほどの忙しさというのは
おそらくブログを始めて以来じゃないかと思われますね。

というわけで、会う人会う人に
「とんスピ、のっとられてるよ?」
「海女んちゅさんって変だよね?」

とか言われ続けてこの3週間を過ごしました。
自分のブログが知らない間に更新されてるっつーのは
夢を見ているようで、なかなか不思議な気分ですな。

不思議と言えば、先日和歌山へ行ってきました。
ええ、ええ、海女んちゅさんも去年行ってた紀伊半島です。

ワシは飛行機で南紀白浜入りしたのですが、
見渡す限りの緑緑ふかみどり! 山山山山山山! 
しかも相当険しくて人道も見えな〜い!!

南アルプスとか富士山とかとも全然違ってて
紀伊山地はなんというか、何気なく山道に入ったら
そのままどこか異空間につながってそうな雰囲気ですね。

「よくわからんけど、なんかすごいねココ」
と海女んちゅさんにメールしたら

「そこらへん走り回ってたの、うちら!1500年前!!」
と返事が来ました。
全くチーム山伏の過去なんか知らねえっつーの・・・

しかしまあ、世界遺産となった熊野古道あたりは昔から霊場として有名で
海女んちゅさんはじめ?たくさんの山伏が修行してたみたいですが
伊勢神社に高野山、天河神社・・・紀伊半島ったら聖地だらけ。
「何があってもおかしくない」的な空気がビンビン流れてますね。

そういえば地元の人もこんなこと話してました。

「熊野って不思議な話がホンマによくあるんですわ。
こないだもあるアベックが山の奥で道に迷ってしまって
山の小さな家に助けを求めたそうなんですが
泊めるかわりに、アベックの彼氏に

『うちの娘と一夜を共にしてほしい』

と頼んだそうなんです。
ビックリしてあわてて外に逃げ出して
振り向いたらその家は跡形もなく消えていたというんです」

「ああ、昔話でよくあるパターンですよね」
「いえ、これ新聞に載ってた話なんです」
「は? 新聞?」
「はい。ニュースになったそうです」

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・・・おそるべし熊野・・・

こういう土地の人にとって
スピは日常の一部って感じなんだろうなあ。
だから南方熊楠とか弁慶とか、合気道の開祖・植芝盛平とか
とんでもないキャラが生まれたりするんでしょうなあ。

記事が本当にあったかどうか、帰宅して必死に検索してしまう
ワシなどはどれほどちっぽけな人間でありましょう。
ちっぽけ上等!

そんなワシ的には、熊野がミステリースポットであることよりも
地元の超かわいい女子がベッタベタの和歌山弁を喋っていたことのほうが
衝撃度は大きかったです。(和歌山弁ってワイルド・・・)
posted by トンボ2世 at 20:00| Comment(11) | TrackBack(0) | スピタビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月05日

イルカネット

↑うはープロバイダみたいなタイトルだわ〜。
イルカネタでもう1こ。海女んちゅ乗っ取り作戦第3話。

これはあくまでも個人的に感じたコトであって、学術的にもなんの根拠もございませんので、ご注意願います。

前回のイルカ大魔王にコメントいただいて思い出したんですが、
イルカと泳ぎに行くところには、顔見知りのイルカがたくさんいるので、
「おお!久しぶり〜!」とか「またキズ増えたねアンタ」とか
ついつい話しかけちゃうんですが、それとは別に
鴨川シーワールドや江ノ島水族館なんかの、水族館にいるイルカと会った時でも
どういうワケだか向こう(イルカ)が知ってるような感じがするんですよ。
まぁ気のせいだとは思うんですが・・・

で、こっからは海女んちゅの妄想・・・

海でイルカと会うと、どうも体がシビれるというか、こそばゆいというか
ヤツらが頭のメロンから出してる超音波がジジジとくる感じがするんですよ。
しかも大勢で囲まれたりするとそりゃぁもうシビレっぱなしで・・・

それってMRIみたいなもんで、我々はキャツらにスキャンされてるワケですよ。
頭の先から尻の穴までそりゃもうすみずみと。

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で、そのスキャンした個人情報をどうするかっていうと・・・

キャツら、実はインターネットのようにイルカネットワークでみんなつながってるんじゃないんですかね?
そこに我々の個人情報が、どこのイルカでも共有できるよう流出してるんじゃないですかね?
だから海だろうが水族館だろうが、どこのイルカでも、みんな知り合いな感じがするんじゃないですかね?

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そんな感じしませんか?妄想ヒドイですか?

で、イルカと近い種のクジラだとかでは互換性があるけど、たまに変換ミスとか起こしちゃうんじゃないですかね?
WINとMACみたいな?

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だからどこかでイルカを助けたら、世界のイルカがそれを知ってるし、
どこかで虐待したら世界のイルカが、そいつを覚えてる・・・キヒヒ・・・ニヤ

なんて考えたら楽しくないですか?


そろそろトンボも戻ってくると思われますんで・・・
今頃紀伊半島の先っちょをウロついてるコトでしょう。
posted by トンボ2世 at 21:31| Comment(5) | TrackBack(0) | 海女んちゅプレゼンツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月02日

イルカ大魔王

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まだまだ続くよ海女んちゅプレゼンツ。

海女んちゅは海女なだけに、たまにイルカと泳ぎに行きます。
で、常々思うんですが・・・
「イルカに癒されたい〜」
「イルカ見ると癒されるよね〜」
「イルカセラピー〜あなたもイルカに癒されてみよう!〜」
とかよく聞くじゃないですか?
それって…ホントなわけ?誰か癒された人いる?

ニブイ海女んちゅは、いくらイルカと泳いでもちっとも癒された感がないです。
「はっイルカに癒されてこんなにキレイに!」ってのがないです。
あると言えば「すげーたのしー!」ってのと
「すんまそんお忙しいトコ相手してもらって」って感じかしら。

実際、あんなおっきな(3mくらい?)野生動物と同じ場所にいられる興奮と
向こう(イルカ)がこっちを見てる状態ってのは、かなり面白い体験だし
海の中でエヘラエヘラ笑ってる自分に気づくんですよ。
あと、べらべらしゃべりかけてたりもするんです。
もちろんスノーケルはめてるから
「うげーーーうごぉぉうがぁぁーーーぎぃぃー」とか・・・
よく考えたらかなり頭悪いノータリンな状態ですが。

でもあきらかにヤツら迷惑そうな顔してる時もあるんですよ。
そういうイルカツアーみたいのは、大勢でよってたかってイルカを追い回すので、
イルカのモチベーションがあがってて
「しゃーないなーいっちょ人間と遊んだろかー」
って思ってる時は本当にくるくるよく遊んでくれるけど、
イルカにだって遊びたくない時はあるワケで、
そんな時はコチラも「スマナイスマナイ・・・」とすごすごボートに戻ってきます。

でもボートにあがった女の子たちは
「イルカいっぱいいたねー癒されたねー」
と大騒ぎしてるんですよ。

いやぁーそいつぁどーかと思うが・・・

「じゃぁ海女んちゅは何のためにイルカと泳ぎに行くワケ?」
と聞かれたら・・・・
んーと、楽しいし楽しいし楽しいし・・・

ハッもしかして「癒される」って「楽しい」ってコト?癒されてんのオ
posted by トンボ2世 at 03:10| Comment(6) | TrackBack(0) | 海女んちゅプレゼンツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする