和歌山から帰ってくるやいなや、今度は四国へ行ってきましたよ。
いやあ〜毎年春は地方巡業が続いて疲れますね。(相撲かよ)
しかし今回はワシが友達と旅に出たところ、
どこからともなく海女んちゅが乱入。
2日間ほど共にした後、渦潮の中に消えていきました。
で、四国です。
徳島ルーツの海女んちゅさんと、
瀬戸内はさんで反対側、中国ルーツのワシ。
近くて遠きは四国かなってなわけで待望の初上陸となりました。
四国といえば八十八カ所オッヘンロール!
そこらじゅう霊場だらけじゃき!
そして四国といえば死国!
八十八カ所を反対から回ると死者がよみがえるんじゃきっ!!
・・・すいません、映画の見すぎです。
実際は「逆打ち」、反対回りは
過酷度アップで功徳もアップらしいです。
まあそんなこんなで、未知の世界は何かと妄想がふくらむもので
なんかもっとこう、もっとストイックなイメージを抱いていたんですが・・・
なんですかこの南国チックな空気は?
高い山がなくて、スコーンと空が広い。
全体的に色が淡くて、人も街もゆる〜い感じ。
オッヘンローラーの皆さんもやけに表情が明るい(ように見える)。
「見てみて山が深緑じゃなくて明るい黄緑だよ〜」はしゃぐ海女んちゅ。
「関東の山とは全然違うね、落葉樹だし」と友人A。
「なんか、モコモコしててかわいいな」とワシ。
「デイダラボッチとか絶対出ない感じ」と海女んちゅ。
「・・・・・」と友人B。
海「しかし香川の山って不思議な形してない?」
ト「確かに。あの山は角刈りって感じじゃね?」
A「あの山は乳首山だな」
海&ト「ヒャダ!乳首山ってアンタ、オンナノコなんだから!」
B「・・・・」
海「ん?なんかあの山の形、面白くない?」
ト「ホントだ、きれいな三角だあ。見事なシンメトリーだねえ」
海「あれ?あっちにも・・・」
ト「はら、あっちにも、むこうもそうだ・・・」
B「・・・」
海「ちょっとこれ!絶対自然じゃないよ!古墳とかじゃない?」
ト「ホントだ。でも地図にも標識にも何も書いてないよ」
不審に思う海女んちゅとワシを尻目に
後部座席から不敵な笑いが・・・
A「ふぁっふぁっふぁっ」
海&ト「!?」
A「それはピラミッドだから」
あ&ト「!!」
A「四国の人はみんなたぬきだったんだよ」
あト「!!!?????」
A「あれはたぬき王のピラミッドです」
あト「!!!!!△▲&%$????」
・・・サラッと言ったけど今、断言したよね?
たぬきのピラミッドって・・・何?
A「ピラミッド、漢字で書けば、金字塔」
海&ト「はっ!!!???」
A「ピラミッド、漢字で書けば、金字塔!ほれっ」
海「ぴ、ピラミッド!漢字で書けば!」
海&ト「金字塔!!」
B「・・・・」
うっかりのせられてしまった・・・
しかしまんざら嘘じゃないと思うんですよ。
だってあれはどう考えてもピラミッドですって。
あっちゃこっちゃにあるんですって。
四国、スピっていうかムー系か?
個人的には四国にピラミッドがいっぱいあることよりも
金字塔がピラミッドの意味だということのほうが衝撃的だった
そんな香川の昼下がり。
「○○は金字塔を打ち立てた」とかってピラミッド立ててたんだ・・・
B「・・・・」
って起きる気あるんかB!!