トンボ多忙につき海女んちゅプレゼンツ。
スピ系にハマり込んでる人の何がイヤだって、遥か彼方のうえ〜〜〜の方からモノ言うトコ。
アンタどんだけよ!と言いたくなる。
さらにイヤなのは断言するトコ。
まぁこれはスピに限ったコトじゃないけど、モノゴトを断言する人は信用しないようにしている。
だって確かなものなんてこの世に一つだってありゃしないのさ、ずっとずっと!
と熱いヒップホッパーみたいに歌いたい。ああ歌いたいとも。
で、最近気が付いたのは・・・「占い師は1日にしてならず」。
当たり前の話なんだけど、何の専門家にしろアマチュアの時代があったわけで、
特にスピリチュアル系のなんとかヒーラーだのセラピストだのって人たちは、自分に何か問題があってそれを克服した途端、「同じ思いをしてる人をワタシなら助けてあげられる!」と治療側に寝返るのが多い。
世のスピブームで海女んちゅの回りにもいろんな人が現れた。
最初から「サイキッカー」と紹介された例のMさん。
最初は普通の友だちだったのに、徐々にセラピーになってきたSさん。
ある時突然降りてきた過去の偉人によって行動をはじめたKさん。
普通の絵描き仲間だったのにいつの間にか石で人を癒す人になってたTさん。
みんなどこ行くのー?置いてかないでー!…連れてってくれとは言わないが…
最初からサイキッカー以外の人は、ここ1〜2年でサイキッカー(別名霊能者って言うの?)という肩書きがついたらしい。
オバケ観察より人間観察が楽しいアタクシとしては、その方々の変化を見ることがやたらと面白いので、機会を作っては定期的に会うようにしている。会って思うのは「ほほう…こうして未来の新宿の母や、地獄に落とす某数子ができあがるのね〜」ってコト。
最初は自信のなかったもの言いが、会う度に自信がついて段々と断言的になってくる。
同じスピーチを何度も繰り返してるウチに慣れてきて、言い回しがデカくなる感じ?
例えば、最初の頃
「こういう偶然が重なるってコトはこうしろってコトのような気がするのよねぇ」
と言ってたモノが、しばらくして会うとこうなってた。
「●●から、こうしろってお告げがあったの!」
また別の人は、「なんか光が見えたんだよね〜」と言ってたのが、次に会った時はそれが「天使を見た」に変わってた。「こないだ光って言ってたじゃん!」「あれはね、天使だったの!」・・・・ほほぅ?次に会ったら神様になってるんだろうか・・・
願うのは「最初からサイキッカー」のMさんが断言方向に進まないコトかな。
まぁ彼女の昔からの友だちにしたら「あら?いつからそうなったの?」みたいな話かもしれないが、少なくともワタシは知り合ってからそのフラットさに変わりない。
まーまーよく考えたら「年」てのも関係するのかな。
おばちゃんみんな断言するしね。
「そーよぉーぜーったいそうなの!決まってるわよぉ!あったり前じゃない〜!」
そう言えばウチの母は、何食っても「これが1番!」
いろんな健康法見つけてきては「これが1番!」って言ってたわ。