2007年03月30日

断言大魔王

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トンボ多忙につき海女んちゅプレゼンツ。

スピ系にハマり込んでる人の何がイヤだって、遥か彼方のうえ〜〜〜の方からモノ言うトコ。
アンタどんだけよ!と言いたくなる。
さらにイヤなのは断言するトコ。
まぁこれはスピに限ったコトじゃないけど、モノゴトを断言する人は信用しないようにしている。
だって確かなものなんてこの世に一つだってありゃしないのさ、ずっとずっと!
と熱いヒップホッパーみたいに歌いたい。ああ歌いたいとも。

で、最近気が付いたのは・・・「占い師は1日にしてならず」。

当たり前の話なんだけど、何の専門家にしろアマチュアの時代があったわけで、
特にスピリチュアル系のなんとかヒーラーだのセラピストだのって人たちは、自分に何か問題があってそれを克服した途端、「同じ思いをしてる人をワタシなら助けてあげられる!」と治療側に寝返るのが多い。

世のスピブームで海女んちゅの回りにもいろんな人が現れた。
最初から「サイキッカー」と紹介された例のMさん。
最初は普通の友だちだったのに、徐々にセラピーになってきたSさん。
ある時突然降りてきた過去の偉人によって行動をはじめたKさん。
普通の絵描き仲間だったのにいつの間にか石で人を癒す人になってたTさん。

みんなどこ行くのー?置いてかないでー!…連れてってくれとは言わないが…

最初からサイキッカー以外の人は、ここ1〜2年でサイキッカー(別名霊能者って言うの?)という肩書きがついたらしい。

オバケ観察より人間観察が楽しいアタクシとしては、その方々の変化を見ることがやたらと面白いので、機会を作っては定期的に会うようにしている。会って思うのは「ほほう…こうして未来の新宿の母や、地獄に落とす某数子ができあがるのね〜」ってコト。

最初は自信のなかったもの言いが、会う度に自信がついて段々と断言的になってくる。
同じスピーチを何度も繰り返してるウチに慣れてきて、言い回しがデカくなる感じ?

例えば、最初の頃
「こういう偶然が重なるってコトはこうしろってコトのような気がするのよねぇ」
と言ってたモノが、しばらくして会うとこうなってた。
「●●から、こうしろってお告げがあったの!」

また別の人は、「なんか光が見えたんだよね〜」と言ってたのが、次に会った時はそれが「天使を見た」に変わってた。「こないだ光って言ってたじゃん!」「あれはね、天使だったの!」・・・・ほほぅ?次に会ったら神様になってるんだろうか・・・

願うのは「最初からサイキッカー」のMさんが断言方向に進まないコトかな。
まぁ彼女の昔からの友だちにしたら「あら?いつからそうなったの?」みたいな話かもしれないが、少なくともワタシは知り合ってからそのフラットさに変わりない。

まーまーよく考えたら「年」てのも関係するのかな。
おばちゃんみんな断言するしね。
「そーよぉーぜーったいそうなの!決まってるわよぉ!あったり前じゃない〜!」

そう言えばウチの母は、何食っても「これが1番!」
いろんな健康法見つけてきては「これが1番!」って言ってたわ。
posted by トンボ2世 at 12:53| Comment(5) | TrackBack(0) | 海女んちゅプレゼンツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月22日

ほしがりますよ、勝つまでは!

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春ですね。開花宣言も出ましたね。
世の中のみなさんに、桜は咲いたでしょうか?

ここのところ、珍しくまじめに仕事などしておりまして、
珍しくまじめに教育関係の記事など書くハメになりまして、
分不相応な仕事を受ける地獄を骨の髄まで味わった次第ですが、

しかし最近の受験グッズが
こんなにすごいことになってるとは思いませんでしたよ。
神社に願かけに行くとか、勝負に勝つからカツ丼食うとか
そういうスタンダードな手法は昔からありましたけどね、

「きっと勝つ」からこの時期バカ売れ、キットカット
カールもこの時期頭にウがついて「ウカール」
コアラは木にしがみついて「落ちない」からコアラのマーチ
「きっちり通る」からキシリトール・・・ってオイオイ

いやーもうすさまじい便乗商法。
受験情報を拾おうとしたら、こんな受験グッズ情報ばかりで
「ケンカ売っとんのんか自分」「そうくるんか」「それ詐欺やで」
と、ひとり画面にツッコむ日々。
縁起モノって何でもアリだよなあ。無法地帯。

そんなことを考えていたら、こんなニュースを見かけました。
栃木のナシ、香港で大人気 風水で「にっこり」 縁起物として輸出急増
(以下、抜粋です)
栃木県ブランドのナシ「にっこり」の、今年度の海外輸出量が昨年の倍を超える5・7トンに達した。丸くて黄色いという容姿が風水にマッチ。「金運を招く果物」として、香港の高級食材売り場で大人気なのだという。栃木県では「来年度は台湾輸出も考えたい」とニッコリ。風水が盛んなアジア各地への大攻勢を考えている。(赤堀正卓)

 栃木県経済流通課によると、にっこりの輸出を始めたのは04年度から。「日持ちがする果物なので、海外にも市場を広げたかった」という単純な理由だった。輸出量も1・3トンに過ぎなかった。

 それが「幸運を招く果物」と香港で話題になり、昨年度は当初の倍の2・7トンに伸びた。今年度は6トンに迫る勢いという。

 「香港のデパートの高級素材売り場で、『金運の果物』として売りにだされているようだ」と県経済流通課。

 (1)風水で「黄色」が「金運を招く色」とされている、(2)大きな丸い形が縁起がいい、(3)日持ちがするので旧正月(今年は2月18日)の贈答品として使える−ことが、人気の原因となっているようだ。

 香港での値段は、日本の倍から2・5倍の、1個1500円から2000円。2個セットで売られているという。


海女んちゅさんが名刺の色にこだわる人の話を書いてましたが
ワシの友人にも毎年正月に黄色いサイフを買う人がいます。
縁起モノで言えば、本場中国もすごいですね。
高い輸入モノでも「丸くて金色だからOK」
風水の前では、味もウンチクも吹っ飛びますね。

とりあえずワシは色より色男を希望しますが
すいませんね、寒い時期はひきこもってブツブツつぶやいてばかりで。
スプリングハズカムってことで、
とんスピチームもぼちぼち始動しようと思っちょります。
posted by トンボ2世 at 00:00| Comment(3) | TrackBack(0) | スピ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月20日

スピでエコする小笠原

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まいど。ごぶさた失敬、トンボです。

いつものように留守中、海女んちゅに荒らされました。
某有名グループってなんだよ。
てか本人はいたってジミって大きなお世話じゃっ!!
今度留守にする時はヤツをどうにかして眠らせねばなるまい。。。

というわけで、カツンでもナンブさんでもずうとるびでもなく
かつて雷サマの格好をしていて風呂好きのオジサマを取材しに
小笠原へ行ってまいりました。(これでわかった人は年齢バレバレです)

途中の船旅は笑っちゃうほどの大シケで、軽く無重力状態。
あまりの揺れっぷりに生きた心地もせず
もう少しで硫黄島から手紙を書くところでしたが
なんとか父島に生きてたどりつきました。

んでね。

小笠原は飛行機飛んでないので、船で丸1日かけて行くしかありません。
遠いです。秘境です。でも、東京です。
今どきありえないほどケータイ圏外です。
でも、車は品川ナンバーです。

混乱します。

小笠原諸島は今まで一度も陸地とつながったことがないらしく
独自の進化を遂げてきたもんで
「東洋のガラパゴス」と呼ばれてます。
一見ただの雑木林が広がってるようにも思うんですが
よくよく見ると、今まで見たことのない植物ばかりです。

錯乱します。

つまり。

小笠原って言えば、秘境ですよ。
世界自然遺産候補地ですよ。エコですよ。
ウミガメを保護して育成して放流して研究してんですよ。
クジラウォッチングが盛んなんですよ。
ドルフィンスイムが盛んなんですよ。

つまりですね。
まことに勝手ながら
「エコな場所はスピな場所」
と考えてるフシがあったんです。

沖縄、フジヤマ、ハワイにヤクシマ。
いわゆる聖地だとかパワースポットだとか言われる場所って
エコツーリズムが盛んじゃないですか?

エコが先か、スピが先か、まあよくわかりませんが
とにかく離島、南国、エコときたら
小笠原もてっきりスピな場所なんだと思いこんでたわけですよ。
少なくとも大自然の脅威みたいなものは感じられるかなーと。

ところがどっこい。なんも感じない。

あそこは気持ち悪い、ここは気持ちいい、
くらいの感覚はあると思ってたんです。
もちろんそれが霊感かどうかは不明ですよ。
あくまで「そう感じる」っていう私感の話ですが。
ここまでなんも感じないってのは、逆に珍しい。。。

なんだろうなあ小笠原。よくわかんない。
時間も空間も何もかもが、おかしな感じ。
ホントに異空間みたいです。

帰宅して改めて調べてみたんですが、
小笠原の霊地とか聖地とか伝説ってほとんど出てこないんですよ。
小笠原ってエコ前面に展開してますけど、スピ的にはどうなんです?
どなたか知ってる人いたらぜひ教えてください。

とりあえずワシ的には
ホエールウォッチングでホエールにほとんど会えず
いろんな意味でいろいろな旅でございました。
これが必然なら、コロス。
posted by トンボ2世 at 15:29| Comment(2) | TrackBack(0) | スピタビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月11日

海女んちゅプレゼンツふたたび

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お久しぶりの海女んちゅプレゼンツ。
トンボがインドに旅だった時以来です。
つまりまたトンボはどこかに旅立ったと…?

ご正解〜!

本人はいたってジミな人間なのですが(デカイけど)、
やたら芸能関連の派手な仕事が多いトンボ。
太一も江原さんも行ったコトのない美輪邸に、何度行ってるんでしょこの人。
   (まぁ美輪さんの取材は自宅が多いもんで当たり前なんですけど…)

ま、それはおいといて…
今回は某有名グループの一員と、某島に飛ばされました。
えーっ!カツンのカメナシとモルディブ〜!(ありえねありえねー)
えーっ!電撃ネットワークの南部さんとイリオモテ〜?(あ…りえそう…)
えーっ!ずうとるびの山田と佐渡島〜!(いつの時代やねん)
えーっ!・・・・

守秘義務および個人情報保護法または業務上過失致死によって
これ以上詳しくはかけません。
仕事をネタにしてはいけません。

そんなワケでの海女んちゅプレゼンツ〜

仕事をネタにしてはいけないと書いたそばからアレなんですが…

トンボは文を書く人で、海女んちゅは絵を描く人です。
でも本業はデザイナーで、ポスターやカタログ作ったりしてるんです。
普段は代理店なんかを通して仕事をもらってますが、
個人の友だちから年賀状やら名刺やらを頼まれるコトも多く、
年末なんか、人の年賀状作りでてんやわんや。

で、最近気が付いたのが、名刺を作るにあたって
風水やら天中殺やら、何やらいろんな占いを駆使する人が増えたコト。

名刺をワタシに頼む人ってのは大抵フリーで活動してる人です。
フリーランスってのは何の保証もなく、明日はどうなるかわからん身の上です。
そりゃ神にも迷信にもコパにも頼りたくなるもんですわな。

「青いドラゴンを表と裏に入れて、名前の周りに波を入れて!」
「ピンク色な感じで天使の羽を入れて!そこに桜のはなびらを1つ!」
「ベースは水色で文字は黄色!どこかに雲を7つ入れて!」
「紫と黄色のシマシマで、文字はみどり!」
「名前をぜんぶ1文字づつひろげて、間にネコを3匹!」
「名前の画数が悪いから、この漢字にムリムリ点つけて!」
等々・・・

以前からも「ラッキーカラーだから」という理由で色を選ぶ人が多かったけど、
それは「その色でキレイにできたら」という前提があってのこと。
最近はもう「指定」なんですよ。
いくら色的に、その色同士が合わないって言っても、
いくらそれじゃかっこ悪いよ、って言っても、
どう考えてもおかしいだろソレ、って言っても、

「いやこの組み合わせじゃないとウマクいかないから」

あげくの果てには

「風水師にこれでいいか確認とるから待ってて」

そのうち「後ろにいるおばあちゃんに聞いてみる、待ってて」
とか言ってトランス入られちゃいそうです。

こだわりはいいよ、いくらでもこだわってよ。
だけどもっと頭柔軟にしないとヤバくない?
それで人生うまくいかなかったら名刺のせいかい?

でも最近そんな意味不明な要求を聞くのがおもしろくなってきてます。
人っていろんなコト考えるんだなー・・・と。

海運・・・・でなくて開運名刺を作りたければ是非ワタクシに!

※絵は…本文となんら関係ございません。何もおもいつかないので以前走り書きして、携帯で配りまくってた絵を載せます。
posted by トンボ2世 at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 海女んちゅプレゼンツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月05日

海女んちゅクロニクル

あ〜あ、祭りだ、祭りだ、大漁ま〜つり〜♪

というわけで、ひっそりと告白いたしますが
この「とんスピ」、今週7日で1周年を迎えるのです。

スピ人を志すわけでもなく、
たいした体験をしに行くわけでもなく
野次馬感覚で、でもバカにするわけでもなく
微妙な立ち位置で書いた記事、81本。

よく続いたなあ〜というのが正直なところですね。
こんな役に立たないブログに遊びに来て下さるかたが
たくさんおられることが、むしろ驚きです。
この場を借りて、てんくさら。

で、1周年に先立ちまして、フライング企画です。
というか今仕事でハチャメチャなことになっているので
せっかくのアニバーサリーに新作が書けませんので
とりあえずのお茶濁し企画です。すまぬ。

思い起こせば1年前。
なんとはなしに自分のまわりにスピブームが到来し
「よくわからんので、とりあえず整理してみるか」と
自分のための備忘録として始めたのが、
この「とんスビ」でありました。

初期の投稿が読み物になってないのは、
メモがわりに書いていたからですね。
当初、このブログの存在を話したのは
精神世界系・宗教系にはうるさい海女んちゅさんオンリー。

「気が向いたら絵を描くかもしれん」
と海女んちゅさんには言われていたものの
たいしたネタもアップしてなかったので
まあそんなの先の話だろうと思っていたのですが

開設して数週間後、ワシが海外取材に出かけた隙に
海女んちゅは何の許可もなく
全ての記事に絵をつけていました。

何が言いたいかというと、この「とんスピ」、
2人で一緒に始めたんじゃなくて

ホントは海女んちゅに乗っ取られたんです


こわいですね〜
本人は「ネットいい人」とか言ってますけどね〜
実際はかなりの恐怖政治ですよお〜

というわけで、普段ワシのコラムに対して
「文章短くしろ。絵が埋もれるだろう」
と威圧している海女んちゅさんに敬意を表して

祝・1周年!海女んちゅギャラリー開幕〜
ぱちぱちぱち〜
やんややんや、ぱふぱふぱふ〜

今回はトンボが選ぶ海女んちゅ劇場トップ5です。


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つばが飛んできそうな躍動感がたまりません。
2006/4/24 てんてんがほしい


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しばらくこの手を使いました。
2006/5/3 憑依体質の活用法


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どうりで肩がこると思いました。
2006/5/18 見えないものを見るために


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以来、飲み会は「ウンパルンパの会」と呼ばれるようになりました。
2006/8/1 カリスマサロンのウンパルンパ


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想像しただけでこわいパーリーです。
2006/9/1 丹波センセイの霊界サロン


いやーなかなか悩むんだな、これが。
ソウルフルな海女んちゅ母とか、美輪サマ中学時代とか・・・

前回の最新作もなにげに好きです。
ジャック、イルカにかまれとるっつーの!
アリエル、下半身喰われとるっつーの!

絵&文で展開しているとんスピですが
海女んちゅさんの絵だけで十分笑えますよね。
そういえば先日、とあるイベントで
とんスピの冊子6冊を並べたところ

「どれが一番面白いですか?」

と聞かれて答えに困りましたので
「好みの絵で選んでください」
と答えておきました。

日に日にね 影が薄れる トンボかな 
(詠み人知らずんば虎児を得ず)

こんな時でもないと言えませんけどね、
ワシは海女んちゅさんの絵見たさに更新してるところがありますよ。
やんやん♪ぱやぱや〜

この機会にぜひどなたさまも、
海女んちゅさんの絵を見返してみてくださいませ。
あなたのお気に入りコメント、お待ちしとります!!
posted by トンボ2世 at 00:13| Comment(8) | TrackBack(0) | 海女んちゅプレゼンツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする