2007年02月27日

アンバランス・バランス

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なんかものすごくメディアの皆さん思いっきり持ち上げてるけど

菊池凛子ってなんか変だよね??

そんな思いを内に秘めつつ
アカデミー賞をながめておりましたところ、
そんなハリウッドにまつわる
こんな記事を見かけました。

キリストの「本当の墓」発見? 米で映画化へ 教会反発

イエス・キリストは通説と異なる場所で家族と共に永眠した?−。イスラエル紙イディオト・アハロノトによると、大ヒット映画「タイタニック」などで知られる米国のジェームズ・キャメロン監督らは26日、ニューヨークで記者会見し、キリストの墓をめぐる新たなドキュメンタリー映画について発表する。聖地エルサレムの教会関係者からは会見を前に、反発の声が上がっている。

 映画は、エルサレム旧市街から南に数キロ離れた地区で約2000年前のひつぎ10基が見つかったとする発掘調査を根拠として制作。ひつぎにはそれぞれ、キリスト、聖母マリア、キリストの死と復活に立ち会ったマグダラのマリア、キリストの子供などと解釈できる名前が記されていたという。カトリックや東方正教会の通説では、旧市街にある聖墳墓教会がキリストの墓の所在地とされている。(時事)



ん〜。

ていうか、それなら青森でロケ
すればいいんじゃん?
八戸に墓あるんだし。

くわしくはこちらをご参照↓
ダンシング・ナニャドラヤ

きっとロケの許可もオールオッケーだよね。
町おこしにもなってバンバンザイ。

ジェームズ・キャメロンならきっとスペクタクル作品でしょうし
青森なら海も山も雪もイタコもいるからきっと楽しい映画になるよお〜
温泉もあるしねえ〜長期ロケ(湯治)もOK〜魚もおいしいよ〜



・・・ああこんなこと書いてDDos攻撃とか受けないかしら・・・



しかし最近ハリウッドはキリストものがやけに多いですね。

メル・ギブソンがキリストを演じて
世界的にすさまじい賛否両論を呼んだ
2004年の『パッション』。

「イエスに妻がいた」という闇の歴史を描いたのはいいが
これは事実だ〜なんつって著者がホラふいて地雷を踏んだ
2006年の『ダ・ヴィンチ・コード』。

まだ公開されてないけど、リンコ・キクチで注目される
『バベル』もバベルの塔がモチーフっぽいですし。

アジアのホラームービーを買いあさったハリウッド様、
万策つきて最後は禁断の果実を手にした・・・って感じですかね。

そらあセイントだって人間だもの。
恋だってしたいでしょう。

ガンジーは妻との愛欲にふけりすぎて
父の死に目にあえなかったのが原因で禁欲したっていうし。

ストイックであることは、欲深いことと
両極であるようでいて、紙一重な気がするね。

スビを知れば知るほど
その一方でものすご〜く下世話なこととか
ジャンクな食べ物とか欲してしまうのと通じること?

「バランス感覚が大事」ってよく言うけど
バランスとって生きるのと
両思いになるのと
どっちがむずかしいのかな。


・・・ハア




ってヒャダ!
アタシったら!!
恋する女の子のつもり?

ええ、ええ、すいませんもう最近すっかり
コレコレ
にハマってしまいまして、あまりの面白さに
ブログのタッチが変わってしまいそうな勢いです・・・

ぎゃぼー (それは違う)


posted by トンボ2世 at 11:23| Comment(7) | TrackBack(0) | わりとレリジャス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月23日

忘れないライフタイム、この好意。無期限にさようなら。エネルギッシュ…

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このタイトルを見てピンと来た人は、もうお読みになりましたね。
わたくし先日この本の存在を知りまして、本屋をハシゴしました。

読んでいない方はこちらへ。内容の一部が読めます。
『匂いをかがれる かぐや姫』
ミクシイやっておられる方はコミュあります。


これはもう拷問レベルですね。
電車の中で笑いをこらえられず、爆死しました。

以前、「It's so cool」という英文を翻訳ソフトにかけたら
「それはとても涼しい」と和訳されたことがありますが

日本の昔話を自動翻訳機にかけて英訳し、
その英文を再び自動翻訳機にかけて和訳するとどうなるか。

「かぐや姫」は「匂いをかがれるとすぐに、プリンセス」
「桃太郎」は「桃タロイモ」
「一寸法師」は「少量法律助言者」

となります。

ちなみに今回のタイトル
「忘れないライフタイム、この好意。
無期限にさようなら。エネルギッシュ…」

原文は
「このご恩は一生忘れません。
いつまでもお元気で、さようなら」
です。

ラップですか?

そんなわけで伝言ゲームのなれの果てはたいてい
もともとのメッセージとはかけ離れていて
「ピッとジジジの間にはワンダーランドがあふれているよ、
気をつけや小出恵介!」とJCBのCMに語りかけてしまうのです。

***

最近、海女んちゅさんの古くからのお友達が亡くなりました。
こういうニュースが、このところ本当に多くなりました。

年齢とか性別とか、いい人かどうかとか、そんなの全く関係なく
ある日突然、死はランダムにやってくるもんですね。
それはもう、あっさりと。

「前世がこうだから今の自分はこう」とか
「課題をクリアして来世ではステップアップ」とか
そういう風に考えることが悪いこととは思わないけど

大切な人が死んだら、さみしいさ。ふつう。
お墓の前で泣きたくなるのが人間ってもんさ。

とても身近な死にふれるたび、
人生を「自分以前」から「自分以後」まで延長して考えるより
「今の自分」の手足が届くところを大事にしなきゃな、
なんて思うのです。江原サンや美輪サマの話を聞いてると。

だからさ、「今の自分がダメだから、自殺してリセット」
なんてさ、都合のいいロスト・イン・トランスレーションで
ワンダーランドに飛ばないで、ぜひ

「オーバーナイトで豪華な青年」
になってください。そして

「私がブラジャー、ブラジャーとともに歩いたとき、ミスターが大邸宅である」
とまさしくの頭に離れて浮かんでください!

もうこの本読むと忘れられない ライフタイム、この好意
そして日本語がリア・ディゾン。(ああもうどうとでもして)
posted by トンボ2世 at 00:12| Comment(2) | TrackBack(0) | スピ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月17日

スピタイム

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ビーチタイム〜青い夏のせ〜いさ〜
きっと誰も〜人恋しいよ〜♪

というわけで、夏でもないのに
TUBEの「ビーチタイム」をお送りしました。
1988年リリース。げ、ほぼ20年前・・・??

そんなこんなで意味もなく脱力しているのは
先日の夜中、いきなりこんなメールが届いたからです。

「カ〜リ〜もフェアリ〜?リアリ〜?」


・・・このあま・・・

もとい、このあまんちゅが・・・

とにかく、こういう意味不明のメールが届くと
「ああ、今日のオーラは面白かったのね」
と最近はそういうシステム(?)になっております。

フェアリーな生活を送っている海女んちゅさんと違って
こちとら真っ当な生活サイクルで生きているわけですから、
水曜の夜なんて最も「うっかり」しやすい時間帯ですよ。

ガツガツ仕事して、バンバン労働して、
働けど働けどじっと手を見る日々のど真ん中に
こんなメール来てごらんなさいよ。
全身の力抜けますっての!

まあでもたぶんオーラの泉自体があえて
水曜の夜なんつう「うっかりする時間帯」に
持ってきたのだとひそかにふんでおります。

「うっかり」と一口に言っても
「見ようと思っていたのに、うっかり忘れた」
「見るつもりなかったのに、うっかり見てしまった」
という2つのパターンがあるわけで

後者の場合は
「あら、別に何も考えてなかったのに、
たまたまTVをつけたらオーラの泉をやってた!
これって偶然じゃなくて必然ね!

というわけで、要は水曜の深夜というのは
スピ感の増す時間帯、つまり「スピタイム」
じゃないかと思うわけですよ。
(長い前フリだあ〜)

寝るか寝ないか、夢かうつつかっていう頃合いに
あの2人が花しょって出てきて、
フェアリーが〜グループソウルがあ〜言っても
なんら違和感がないわけですよ。

それが4月からはゴールデンタイムですって。
人気が上がった深夜番組の宿命でしょうが・・・

見てる人、正気保ちすぎだと思うよ?

これまで「うっかり見られなかった」人たちにとっては
ありがたいのかもしれないんですけど、
あれ見ながら寝ると、よく眠れてよかったのに〜。

だって、あんな間の長い番組ってないですもんね。
「これって放送事故?」ぐらいの沈黙ですよ。
あのダラ〜フワ〜っとした空気感がよかったのにな。

ちなみに先日、江原さんが
夜8時台の「うたばん」に出てるのを見たんですが
いやあ〜ゴールデンでこの人の話は相当浮くねえ〜。

4月からの「オーラ」がどうなるのか
ちょっと気になるトンボです。
(ていうか、ゴールデンだとますます見られない・・・)
posted by トンボ2世 at 15:07| Comment(8) | TrackBack(0) | オーラの泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月12日

神様って、ことぶき。

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コンビで展開しておりますこの「とんスピ」、
普段はワシがテキストを書くと「んーそのうち描くわー」
てな感じでつきあってくれる海女んちゅさんですが

「ねえねえ早く更新してくんない?早く早くー次!次!」
と先日から何度も督促してきて困っとるのです。
二郎さんの絵が自分で気に入らなかったらしいです。
わかりやすい。しかも描き直して満足するよりも
新しい絵を描いてお茶を濁そうとするあたりがザ・海女んちゅ。

「ザをつけるとバンド感が増す」
とみうらじゅんが言ってたので、つけてみました。
あ、海女んちゅだと「ジ」か。アルフィーと同じですね。

何を言いたいのかわからなくなってきました。ザ・トンボです。
なんか最近仕事でテンパってます。助けて、神様。

こういう逼迫した状況になると、なぜか
神とか仏とか慈悲とか懺悔とか人間失格とか
そういう言葉ばかりがやたら目に飛び込んでくるんですよ。

で、そうなると「しりあがり寿」なんですよ。

人気漫画家の彼を神と崇めているわけではないのですが
スピとか精神とか生死とか〆切を守れないワシとかいったことを
考えていると、結局はしりあがり寿にたどりついてしまうのです。

最近しびれたのは、田口ランディの『神様はいますか?』

「神様はいますか」
「死んだらすべて終わりですか」
「魂は存在しますか」

かなりスピリチュアルで、永遠のテーマともいうべき質問に
田口ランディが真っ向から答える、という本なんですが
文庫の表紙と挿絵を担当しているのが、しりあがりさん。

本の内容は読んでおのおの感じていただくとして、
まずは表紙のしりあがり氏の絵にうなります。

「神様ってホントにいるのかなあ〜」
と部屋でひとりつぶやく主人公。
それを窓からのぞいている、神様らしき人。
主人公がふりむくと、神様はひょいっと隠れてしまう。

「やっぱりいないのかなあ・・・」
つぶやく主人公を見つめる神様。
ふりむくと、またひょいっと消えてしまう、
という4コママンガ。

本の中にはこのストーリーの続きが収録されていて
「神様いないのかなーホントのとこどうなのかなー」
とつぶやきながら、主人公はなんとなく
「気配」のようなものは感じているわけ。

で、「いるのかなー」と言いながら
タバコに火をつけ、煙をくゆらせながら物思いにふける。
神様は窓から手を伸ばして、そっと灰皿を置いていく。
ふと振り返った主人公は、いつのまにか窓のそばにある灰皿に
灰をトントン落としながらまた物思いにふける、というオチ。

ふ、深え〜〜〜・・・・

『オーイ・メメントモリ』にしても、
『真夜中の弥次さん喜多さん』にしても
なんかこう、心のとても悲しい部分をえぐられる気がするとです。
笑えるんだけど、こう腹にズドーンとくるような感じ。

ちなみにワシ、一度だけ「生しりあがり寿」を見たことがあります。
劇場の板の上で、裸で吊されてました
やたらはにかみながら舞台に出ていた、小太りのおっさんが
こんなすさまじい才能だと知ったのはずいぶん後のことです。

・しりあがり寿オフィシャルサイト「おーい!さるやまハゲの助」
posted by トンボ2世 at 11:00| Comment(2) | TrackBack(1) | スピ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月09日

エハラマチ

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「人格っていうのはね、空港みたいなものなの。
どんなにすばらしいひらめきや才能が降ってきても、
空港が草ボーボーだったら飛行機が降りてこれないでしょ」

「オーラの泉」での美輪サマの発言にしびれたトンボです。
ワシの飛行機、たぶんセスナも着陸できないな。。。
そういえばオーラの泉、4月からゴールデン進出ですってよ奥サマ。

そんなことはいいんですけどね、
今日は午後に編集者と打ち合わせの予定だったんですよ。
そしたら昼前に連絡あって

「実はトンボさんとの打ち合わせの後に予定していた
江原さんの取材が前倒しになっちゃったんです〜。
ごめんなさい、打ち合わせは後日にさせてください!」

というわけでワシの打ち合わせが飛びました。

世はエハラ待ちの出版界であります。
エハラさんに限らず、売れてる人に人は集まり、
そうでない人は常に振り回されながら
人生について思いにふけるのであります。

そんなわけで午後ぽっかりあいたので、うっかり歩き回ってしまい
うっかり衝動買いをいっぱいしてしまいました。
そしてうっかりうまいカレー屋にめぐりあいました。

それだけの話なんですけどね。すいません。。。
要は「水が半分入ったコップ、<まだ半分>か?<もう半分>か?」
って話ですよ。(そうかなの?)
posted by トンボ2世 at 22:30| Comment(4) | TrackBack(0) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月07日

前世へGO!!

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すっかりおなじみの昭和タイトルシリーズ、
さかのぼるまでもなく新作映画に「昭和」がありました。

『バブルへGO!!』っていうか
阿部ちゃんのケータイがありえないほどデカいんですけど。。。
15年前はこれが普通だったんだから、時代ってすごいよね。

否。
時代はバブルどころじゃありません。
昭和通り越して、前世までさかのぼっておりますよ。
前世ブームらしいですよ、今。

「前世」が「ブーム」って。
前向きなのか後ろ向きなのか、ちっともわかりません。

そんなこんなで最近の話なんですが、
「トンボさん、スピリチュアル・カウンセラー知りません?」
今年に入って、ものすごく頻繁に聞かれるのです。

いや去年もね、似たような話はしてたのよ。
でもそれはあくまで友人間の話。
それが今年は、プライベートな話すらしてないような
顔見知り程度の人からふと、そう質問をされるのです。

ひょっとしてワシ、へんなスピ臭出してる・・・???
と一瞬不安になりましたが、要はそれだけスピの裾野が
一般的に広がったということなのだ、と最近気づきました。

でね。そういう人に限ってこう言うのです。
「すごく興味あるんですよ。前世占い!!

・・・ひょっとしてアナタ、
己の前世に対して過大な期待をしてるんでない?
と思ってしまうんですよ。

確かにタロットや星占いよりも
前世や守護霊って「自分に直リンク」なぶん
確かな答えが得られるような気分になるんですけどね、
たぶん思ってるほどドラマチックじゃないと思いますよ。前世。

「オーラの泉」に出ている芸能人はまあ、普通じゃないです。
だって、前世や守護霊の話だけで1時間番組ができるもん。
一般の人でスペシャルな過去を持つ人はそういないですから。
これ、去年いろんな人のセッションに立ち合った結論。

実はですね、ワシもレディMにみてもらった時、
ひょっとして死んだ父ちゃんの話が聞けるかも〜
とか密かに思ってたのですよ。
わりと若い時に亡くしたもんで、
さぞや心残りがあったろうと想像していたし。

で、実際にセッションの最後のほうで
「後ろのほうから、顔出してきた人がいる」とレディM。
容姿を聞くと、いかにも父ちゃんらしい。興奮するワシ。
「何か、何かメッセージは言ってますかっっっ!!!」

「いや、特に何も」


・・・・・・・。

レディMによると、後ろの人達は入れ替わり立ち替わりしていて
何か言いたい人は自分から前に出てくるし
特に言いたいことのない人は黙ってそこにいるだけらしい。
ワシの「後ろの人」達は父ちゃん含め、
特に言いたいことはナッシング。ということだそうだ。

・・・ま、現実はこんなもんですよ。

だからあの番組を見て
「前世や守護霊をみてもらったら人生変わる!」
とかあんまり思わないほうがいいんじゃないかな〜
と思うんですけど、へたに仲良しじゃないもんで
どう伝えたらいいのか悩む今日この頃・・・

ちなみに海女んちゅの「後ろの人」は
本人同様かなりのおしゃべりだった、ということだけ
最後にお伝えしたいと思います。
posted by トンボ2世 at 01:00| Comment(4) | TrackBack(0) | スピ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする