久々タイトルに昭和の匂いを漂わせてみました。
スパイダースなつかしいねっていうほどトシじゃないけども、
いつ聴いてもファンキーですよね、この曲。歌詞を知りたい方はこちら
ドシテラベナ〜ドーシテラベナ〜 スーパーエレクトリックおばあ〜ちゃ〜ん♪
というわけで、今日はおばあちゃんの話。
先日の「清め塩問題」を聞いて、海女んちゅさんがこう言い出しました。
「塩は死者がけがれてるから清めるんじゃなくて、
葬儀場とかに、次元の低い霊がいるかもしんないから
家に入る前にそいつらを塩で祓うんじゃね?」
海女んちゅさんの実家は真言宗の寺なんですが、
住職だったグランパ亡き後、1人で寺を守っていたのがグランマ。
この御方、真夜中に誰もいないお堂にいると思ったら
夜な夜な死んだ人の悩み相談にのっていた、という
近所でも有名な強者だったらしい。
そんなグランマが亡くなった時のこと。
ばあちゃんっ子だった海女んちゅさんは
葬式でばあちゃんの写真をバシバシ撮りまくり、
うっかり塩で清めないまま家に上がってしまった。
夜中。
鼻がひん曲がりそうなほど強烈な臭いがして目が覚めた。
なにやら生臭い息を吐きながら、フガフガと鼻を鳴らし
前足のツメで畳をガシガシ削っている、ケモノの気配。
(お、なぜイノシシがウチに?)
と思った途端に金縛りが!
焦った海女んちゅさん、薄目でそーっと見てみると
そこにはオオカミみたいな、得体のしれない大きなケモノが。
どうも、やつの狙いは海女んちゅらしい。
(やべー!どうしよう連れて帰っちゃったよ、見つかったらアウツだよ〜)
恐怖で汗びっしょりになっていると、なぜか足下の方からお経が。
よく見ると、小さいおばーちゃんが一心不乱にお経を唱えているではないか。
(ばーちゃん!ばーちゃんがんばれ!がんばればーちゃん!)
心の中で必死に応援してるうちに、本人はコロっと寝てしまい
チュンチュンピチピチ、ああ気づけば何ごともなかったかのように平和な朝。
死んだ後までばーちゃんに世話焼かせる、罰あたりな孫でありますが
「守ってくれたんだな、ばーちゃん。ありがてーな。
オリも反省して、あれからは真剣に清め塩するようになったとさ」
かくいうワシは、小ちゃいおばあちゃんになるのが夢。
肉体的に実現するのは既にM:I3なので、
もしやスピ的世界なら小さいばーちゃんになれるやもしれぬ!
と身の程知らずな憧れを抱き始めた今日この頃であります。
ドシテラベナ〜♪