「今すぐあなたに会わなきゃいけない気がして・・・天使の話をしなくちゃって・・・」
このブログを始めて以来、海女んちゅさんはなぜか婦女子から連絡殺到。
エンジェル方面にモテモテのようです。(メンズ方面はあえて聞かないのが武士の情け)
かくいうワシは、最近話見るもの聞くものがスピにひどく偏っていたためか
豚肉の脂だけ食ったりとかマックのポテト大盛りとかモヒカンで出社とか
ものすごくワルになりたい症候群です。
これも正負の法則でしょうか?
そんなことはいいんです。
悩んどるんです。
悩みの種はキジムナーです。
キジムナーってのはね、ご存じの方もおられるでしょうが、
沖縄ではとっても有名な、いたずら好きの精霊のことで、
ガジュマルの古木に棲んでいると言われております。
そうです、ガジュマルです。
最近はあちこちで植木鉢が売られていますね。
で、1年以上になりましょうか、何を思ったのか覚えていませんが
花屋の前を通りがかって、衝動買いしちゃったんです。
ガジュマルの小さな植木鉢を。
ベンジャミンのような肉感的な葉っぱがかわいいな〜、
大事に育てよう〜なんつって買ったんです。
それを友人に話したら
「ガジュマルを気軽に買っちゃいかんよ!」
「なんで買っちゃったのさ、この罰当たりめが」
「これだからヤマトンチューはだめサー」
グリーンを買って、あんなにしかられたのは初めてです。
そりゃもうケチョンケチョンさ。
買った後で、おのれの浅はかさに気づいたものの、
買っちゃったもんはしょうがないサー、大事に育てるサー、と
それはそれはもう生き物を飼うのと同じ感覚で
毎日話しかけるように慈しんで育てておったのでございます。
しかし。
ガジュマルというのは本来、ものすごい大木になるわけですよ。
ワシが思っていた以上に丈夫だったんですよ。
小さな植木鉢を食い破りそうな勢いで、どんどん大きくなる。
天気が良かろうが悪かろうが、どんどん大きくなる。
「早く土に帰してくれよ〜」
ああ、聞こえる。キジムナーの声が・・・
しかし、アパート暮らしのワシにできることは限られており、
大きくなっていくガジュマルを自由にすることはできないわけで。
しかたなく、伸びてきた枝を2本ほど切り落とし、
「ごめんね、すぐに大きな鉢に植え替えるからね」
謝りながら、ぼーぼーのガジュマルくんを身軽にしたのでありました。
でも、切った枝をそのまま捨てるのもしのびなく、
枯れるまで見届けるのがワシの使命と思い、
花瓶に生けて部屋に飾ったのでありますが。
1週間。
枯れない。
2週間。
枯れない。
1ヶ月。
枯れない。
枯れるどころか、葉はどんどんツヤツヤしてくるではないですか。
これはどうしたことか!?と思って花瓶をよく見ると、
枝の先から白い根っこがビッシリと・・・
ガジュマルが増えてしまいました。
ダカラヤマトンチューハダメサーサーサーサー・・・
キジムナーガオコルサーサーサーサー・・・
バチアタリメーメーメーメー・・・
ひいぃぃぃぃぃ〜〜〜
どどどどどぼしたらいいんでしょうか、ワシは。
たすけてキジムナー!!