2006年05月30日

キジムナーがやってくる

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「今すぐあなたに会わなきゃいけない気がして・・・天使の話をしなくちゃって・・・」
このブログを始めて以来、海女んちゅさんはなぜか婦女子から連絡殺到。
エンジェル方面にモテモテのようです。(メンズ方面はあえて聞かないのが武士の情け)

かくいうワシは、最近話見るもの聞くものがスピにひどく偏っていたためか
豚肉の脂だけ食ったりとかマックのポテト大盛りとかモヒカンで出社とか
ものすごくワルになりたい症候群です。

これも正負の法則でしょうか?

そんなことはいいんです。
悩んどるんです。
悩みの種はキジムナーです。

キジムナーってのはね、ご存じの方もおられるでしょうが、
沖縄ではとっても有名な、いたずら好きの精霊のことで、
ガジュマルの古木に棲んでいると言われております。

そうです、ガジュマルです。
最近はあちこちで植木鉢が売られていますね。
で、1年以上になりましょうか、何を思ったのか覚えていませんが
花屋の前を通りがかって、衝動買いしちゃったんです。
ガジュマルの小さな植木鉢を。

ベンジャミンのような肉感的な葉っぱがかわいいな〜、
大事に育てよう〜なんつって買ったんです。
それを友人に話したら

「ガジュマルを気軽に買っちゃいかんよ!」
「なんで買っちゃったのさ、この罰当たりめが」
「これだからヤマトンチューはだめサー」

グリーンを買って、あんなにしかられたのは初めてです。
そりゃもうケチョンケチョンさ。

買った後で、おのれの浅はかさに気づいたものの、
買っちゃったもんはしょうがないサー、大事に育てるサー、と
それはそれはもう生き物を飼うのと同じ感覚で
毎日話しかけるように慈しんで育てておったのでございます。

しかし。
ガジュマルというのは本来、ものすごい大木になるわけですよ。
ワシが思っていた以上に丈夫だったんですよ。

小さな植木鉢を食い破りそうな勢いで、どんどん大きくなる。
天気が良かろうが悪かろうが、どんどん大きくなる。

「早く土に帰してくれよ〜」


ああ、聞こえる。キジムナーの声が・・・

しかし、アパート暮らしのワシにできることは限られており、
大きくなっていくガジュマルを自由にすることはできないわけで。
しかたなく、伸びてきた枝を2本ほど切り落とし、
「ごめんね、すぐに大きな鉢に植え替えるからね」
謝りながら、ぼーぼーのガジュマルくんを身軽にしたのでありました。

でも、切った枝をそのまま捨てるのもしのびなく、
枯れるまで見届けるのがワシの使命と思い、
花瓶に生けて部屋に飾ったのでありますが。

1週間。
枯れない。

2週間。
枯れない。

1ヶ月。
枯れない。

枯れるどころか、葉はどんどんツヤツヤしてくるではないですか。
これはどうしたことか!?と思って花瓶をよく見ると、
枝の先から白い根っこがビッシリと・・・

ガジュマルが増えてしまいました。

ダカラヤマトンチューハダメサーサーサーサー・・・
キジムナーガオコルサーサーサーサー・・・
バチアタリメーメーメーメー・・・


ひいぃぃぃぃぃ〜〜〜

どどどどどぼしたらいいんでしょうか、ワシは。
たすけてキジムナー!!
posted by トンボ2世 at 15:53| Comment(8) | TrackBack(0) | スピ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月28日

欲深にヨギー

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気がついたら、すっかりヨガがフィットネスジムの定番メニューになってますね。
ヨガとピラティス、どっちがいいですか?
ワシは体がかたいので、どっちも楽しくないです。
海女んちゅさんは軟体動物なので、日常がヨガポーズです。

しかし、ヨガってもともとインドの瞑想法とか修行法だったわけですよね。
それはそれで言うことはないんですけどね、
ポーズとかかっこいいですしね。

ただ、むかし町の片隅にあったヨガ教室には、
もう100年くらい肉を食べてないような骨川筋右衛門が出入りしていて
ちょっと不気味な印象がありました。
厭世観がただよってるっつーか、宗教のにおいがするっつーか。

でも最近のヨーガブームは違いますよね。
やれピクラムだあ〜クンダニーニだあ〜アシュタンガだあ〜
ホットだパワーだ、ボディだチンだ、ええいこの辺でノックアウトだあ〜なんつってね、
女性に大人気でありますね。

しかし「ハリウッド・ヨーガ」という言葉に
「カリスマ主婦」
以来の衝撃を感じるのはワシだけでしょうか。
カリスマなのに主婦、主婦なのにカリスマ…
ハリウッドなのにヨガ…ああ頭が混乱ショップ…

ヨーガですっきり、お肌もツルツル、
帰りはブティックで「これ全部いただくわ」
解脱より大人買いなの、現代ヨギー。
posted by トンボ2世 at 11:07| Comment(3) | TrackBack(0) | スピ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月26日

王様の耳は…

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みなさんこんにちわ。
「オーラの泉」が終わった直後に
「この後は、堂本剛の正直しんどい」
という、番組名以上にダルダルな剛くんの声を聞くたび

「そうそう、深夜番組ってこうだよね」
と意味もなくホッとするトンボでございます。
(番組編成が違う地域の方、意味不明ですいません)

前回「スピとは何か?」などと大風呂敷をしいてみたものの、
会う人会う人に話を聞いた挙げ句、
「目に見えないものはわからん」という当たり前の結論に到達。

オカルト的なもの全部をスピと呼ぶとなると、
矢追純一もスピな人になっちゃうんですけど、まあそこはアレでね、
1こ、2こ、3この次は…いっぱい!って感じでよろしくどうぞ。

そんなこんなで、氣ですよ。
いきなりですね。
いきなりです。
恋はいつでも突然です。

氣ってなんなんでしょうね。
「中国思想の一つ。一般的に気は不可視であり、流動的で運動し、作用をおこす。しかし、気は凝固して可視的な物質となり、万物を構成する要素ともなる…」

… ぱたん 

えー、気を取り直して。

「氣を操る人」ってけっこういますよね。
そういう人って自然と手に氣を集めて
球状にしてボインボインて遊んでたりするらしいですね。
実際に見せてもらったり、氣をもらったりしたこともありますが、

目が泳いでしまう自分をなんとかしたい今日この頃です。
posted by トンボ2世 at 09:37| Comment(4) | TrackBack(1) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月24日

彼女がスピに着替えたら

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最近やたらに昭和のにおいがする人たちが集まってきているようなので
懐かしいタイトルにしてみました。全く内容とは関係ありません。
(どーでもいいけど、ホイチョイって音からして軽いよね)

さてさて、今日は初心に戻って「スピリチュアル」について考えてみたいと思います。
珍しく長めです。

ブログを読んで既におわかりの方もいらっしゃると思いますが、
ワシはスピオタどころか、目に見えないものには全く興味のない人間だったのであります。

でもなんだか知らんのですが、仕事で占い師にからむことが多かったんですよ。
まあ占いは女性の永遠のテーマですし、知るとそれなりに面白いので、
半ば娯楽として読んだり聞いたりする程度のおつきあいでした。

それがある時期、仕事やプライベートでサイキックや西洋占星家に何人も会うことがあり、
周囲にちょっと不思議な能力を持ってる(っぽい)知り合いが集まっていたことあって。
それをあるところで書いたことがあったんです。まあ普通に体験談として。

そしたら、それを読んだ人たちが何を思ったか、
ワシのことを「とってもスピリチュアルな人」だと勘違いしちまって。
そういう人やら情報やらが勝手に集まってきちゃったんです。
違うっつってんのに、聞いちゃいないんだな、そういう人たちは。

しょーがねえので半ばトホホな気分で話を聞いていたんですが、
でもそのうち、アレ?と思うようになったのです。

「やっぱり占いって必要ですよね!今度一緒に行きましょう」とAさんは言う。
「こないだUFO見たんですよ」とBさんは言う。

「私、石と話せるんですよ」とCさんは言う。
「風水ってバカになりませんよ!」とDさんは言う。

「ロミロミマッサージで泣いちゃったんですよ!」とEさんは言う。
「江原さんに会いたいんですけど、どうしたらいいですか?」とFさんは言う。

「最近知らないおばあさんが体を通り抜けていったの…」とGさんは言う。
「私も今年大殺界だから引越はやめたほうがいいですよ」とHさんは言う。

「第3のチャクラがあいてるけど、大丈夫ですよ」とIさんは言う。
「やっぱ坊主は天台宗に限るね」とJさんは言う。

<スピリチュアル>という言葉の持つイメージが、人によってこんなに違うのか?
つうか、こんなに違っていいのか??
そして、そういういたって曖昧な定義の言葉が、まるで共通概念みたいに
日常会話の中でフツーに使われてるのかって、正直ものすごく驚いちゃったんですよ。

スピリチュアルって何? 気って何? エネルギー体って何?
プロの人に聞いてみたりもしたけれど、納得できる答えが返ってきたことないです。

目に見えないからって、言葉まで曖昧にしちゃってOKなのか?

それが、ワシのスピ研究の始まりでありました。
研究っちゅうほど研究してませんけどね、
なんか「とんでも臭」がプンプンするので、つい。

皆さんは「スピリチュアル」って言うと何をイメージします?
ちなみに先日、海女んちゅさんに聞いてみたら
「オカルト的なもの全部」

ワシはこんなことになるまで
ずっと江原本のシリーズ名だと思ってました。
「どくとるマンボウ」的な。

バカすぎる・・・
posted by トンボ2世 at 09:18| Comment(7) | TrackBack(1) | スピって何さ? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月22日

ある意味デトックス

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「ブログ面白いけど、全然スピっぽくないね」
などと知り合いに言われました。

しまった! (何が)

どっちかと言うと海女んちゅさんのスピ話が続きましたので
文担当として反省し、今日は自分のスピネタを書きます。

2年ほど前になりますか、友達の間ではやっていたので
とっても面白い体験ができるというサイキックに会いに行ったことがあります。
事前情報をあまりもらわずにノリで行ったのですが、
行って初めて、退行催眠で過去にさかのぼっていくという
「前世療法」であることを知ったのです。

当然、やりました(武士に二言はありますまい)
その内容についてはまた別の話ですが、最初にこう言われました。

「自分が地球の上に座っているところをイメージしてください」

は。地球に座るんですか?

「座りましたか?では自分のおしりの穴から針を出して、
地球の中心に向かって刺してください」

は、はあ…

「針の先から自分の体の中の毒を出すようなイメージで…
どうですか、針の先に何か出ましたか?」

あんた、乙女になんてことを聞くか。

後で知ったのですが、これは「クレンジング」と呼ばれる作業らしいですね。
何を洗浄するのかはよくわかりませんが、

超特大のウンアレをナニしました。

スッキリです。(って結局スピ話じゃねーじゃん)
posted by トンボ2世 at 22:56| Comment(4) | TrackBack(0) | とんスピ・アクション編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月20日

ながめてます

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昔は「目に見えないもの」って特定の場所や空間にいて、
会う人は会うし、会わない人は会わないんだろうと思ってたんですが、
最近のスピ話を総括すると要するに、
ワシらの背後にはとにかくもうウジャウジャと
いろんなもんがいるんですよね?

いろんな人たちがワシらの日常を見てるわけですよね?
寝相悪いこととか入浴シーンとか鼻ほじってるとことか
「ボクちゃんマンマ食べたいでちゅう」なんてプレイとか
真夜中の睦みごとなんかも全部まるっとお見通しってことですよね?

金払えよ!    (そういう問題か)



無性にむかついて「見んなよ〜!」と意味もなく弁当を隠す
中学生状態の今日この頃ですが、
困ったことに黙って見てるのは
「後ろの人」だけじゃないことに最近気づきました。

だあれもいないと思っていても 
どこかでどこかでエンゼルは
いつでもいつでも ながめてる 
ちゃんとちゃんと ちゃんとちゃんと 
ちゃちゃーんと ながめてる〜♪


…森永、こえーー!!!!

おはようからお休みまでライオンに見つめられるのもどうかと思いますが
(絶対よだれたらしてるよね)
天使にストーキングされるのもいかがなものかと思う、そんな庶民の日常。

「つうか古すぎてわかんねえよ」という方はこちら
昭和26年生まれの「エンゼルはいつでも」、かれこれ55年間ながめたい放題です。
posted by トンボ2世 at 15:54| Comment(3) | TrackBack(1) | スピ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月18日

見えないものを見るために

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海女んちゅさんもワシも、霊感と呼ばれるものがないわけではないようですが、
基本的には目に見えません。

「見えたらいいな」と思うこともあるけども、
「見えないほうがいいな」と思うこともあります。
だって何でも見えりゃいいってもんじゃないよね。
見えないから人生は楽しいんじゃねえの?
愛とかさ!夢とかさ!

・・・すいません、YAZAWAがのりうつったようです。シェケラ。

まあそんなこんなで「見えたらいいな」と「見たくないな」という
相反する思いに悩まされる、揺れる乙女心を見透かすように
こんなグッズが販売されていました。

「お化け探知機 ばけたんストラップ」

<空間に存在する未知のエネルギーの念波を捉えて、お化けを見つけるゴーストレーダー>
で、5段階の色で判断するらしい。
ボタンが赤になったらお化け出現、青になったら守り神が出現。
中間色として「ちょっとお化け」の黄色、「ちょっと守り神」の青緑なんてのもある。

なんだよ「ちょっと守り神」って。ちゃんと守ってくれよ・・・。

記事では青山霊園、靖国神社という東京2大心霊スポットに記者がおもむき
ばけたんストラップを使うとどうなるか、という体験レポートですが、さて結果は?

ちなみに「ばけたんストラップ」は2,079円(税込)
カラーバリエは地縛ブラック、浮遊ピンク、幽体ブルーの3色。
ケータイにつければ、いつでもどこでも肝試し!
カレの愛も試せるかも?キャハ♪

というわけで、IT時代の最新テクノロジーがとっても気になるわけですが、
お化けを探知するメカニズム自体よりも
ストラップとしてのデザインのダサさのほうが気になるトンボでありました。
posted by トンボ2世 at 00:53| Comment(5) | TrackBack(0) | スピグッズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月16日

インドも休み休みやれ

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世の中には「スピリチュアル=ニューエイジ」という考えの方もおられるようですが、
精神世界と言えば、インドを避けて通れないでしょう。
なんせサイババのインド。悠久のインド。
中国は「4千年」ですが、インドは「悠久」。
もはや数も時間も数えません。

漫画の殿堂「まんだらけ」本店のある中野から
東京のインドと呼ばれる混沌と退廃の隣町・高円寺へ引越し、
杉並区民としてフェアリーな暮らしに余念がない海女んちゅさんも、
普段着はエスニック雑貨屋でコーディネイト、
お香と仏像と宗教書に囲まれて、悠久のインドライフを満喫しておられます。

しかし、時にはこんなこともあります。
杉並といえば、かつてオーム真理教の杉並支部があり、
連日のようにニュースに取り上げられていた時期がありましたが、
問題の支部の近所に住んでいた海女んちゅさん宅に
ある日、招かれざる客がやってまいりました。

ピンポーン

はーい、とドアを開けると、いきなりドアに足をガッと挟まれ玄関丸見え状態に。
ハッとすると、そこには刑事が2人。

(うわあ、絵に描いたようなコテコテの刑事だあ〜ホントに2人組なんだあ〜)
などと興奮を隠せない海女んちゅさんをよそに、
オーム関連で近所に聞き込みをしているという刑事さんの質問が続く。

「……で、毎日家におられるようですが何の仕事をなさってますか?」
「フリーで仕事をしているんです」
「夜はずいぶん遅くまでおきておられるようですね?」
「はあ、不規則な生活なんで… (ハッ!)」

下調べされている!ひょっとして自分が疑われているのか??
まずいなこれは、社会人としてきちんと対応せねば、と己を振り返る…

「しっしまったあー!!!!」

元カレに偶然会った時に限ってスッピンであるのと同様、
刑事が来た時に限って、エスニック雑貨で買った
オーガンジーの修業着を着ているのは自然の摂理。

部屋から漂う、かぐわしいお香のかおり。
ちらりと見え隠れする、宗教書。
見る人を翻弄する、仏様の蠱惑的なシルエット。

「ちょっと署までご同行願えますか」
というデートのお誘いに海女んちゅさんがOKを出したかどうかは
定かではありません。
posted by トンボ2世 at 09:25| Comment(6) | TrackBack(0) | わりとレリジャス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月14日

働くおじさん

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「遊んでる間に小人が宿題やってくんないかなー」と本気で願う子供だったトンボは、
「ややっ、夜の間に原稿が仕上がっている!小人さんありがとう!」
なんてことになってほしいと、
朝、目を開ける瞬間まで祈りを捧げる立派な大人に成長いたしました。

「オーラの泉」を見ていると、
実際に小人を目撃している人がこんなにいるのか!?とビックリですが、
もっと驚くのは、目撃者の多くが同じことを言っておられることです。
つまり、

「小人とは、小さいおっさんである」

・・・なぜ「おっさん」限定なのか。お姉さんやお母さんはいないのか。
小人の家族構成はどうなっているのか、大変気になるところですが、

机のひきだしを開けると、おっさんがギョッとして振り返った、
シャワーを浴びていると排水溝に大仏頭のおっさんがいて
「ドンマイドンマイ」と言いながら水と一緒に流れていった、
という釈由美子発言。

夜寝ている間に小人に包囲され、勝手に髪を糸で結ばれる
という的場浩二発言。

夢見る頃を過ぎて、21世紀に生きるワシが学んだのは、
どうやら子供の頃に憧れていた小人さんは
ドラえもんみたいに自分を助けてくれないらしい、ということであります。


posted by トンボ2世 at 09:12| Comment(6) | TrackBack(0) | スピ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月11日

神様もう少しだけ

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突然ですが、前回の宗教ネタで思い出したことがあります。

音楽家とかアーティストとか作家とか、モノを作る人の中には
神がかりのような状態になって作品を作る人がいますね。

そうなると、神がかりが高じて

になっちゃう人がいるのもわからんではないのですが、
アッチにいっちゃって作品を中断された読者の身にもなっていただきたい。

『消えたマンガ家』という本の中でも紹介されてますが、
『エースをねらえ!』で有名な漫画家の山本鈴美香センセは
とうとう教祖様になってしまわれました。

大好きな冒険大河ロマン『7つの黄金郷(エルドラド)』
クライマックスで中断を余儀なくされ、はやウン十年・・・

今の心配は、美内すずえ先生でございます。
『ガラスの仮面』の。
1971年の連載スタートから、はや35年。いまだ完結せず。

めっきり神がかってると評判の美内センセ、
ながーく休んで、思い出したように描いてる美内センセ、
近年はお能の脚本なども書かれておられるのは構いませんが、

どうかどうか、ああどうか、
アッチにいっちゃう前にガラカメだけは終わらせてください。
神様おねがい。
posted by トンボ2世 at 07:14| Comment(10) | TrackBack(1) | スピな人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月09日

走る人、のぼる人

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実を言うと、海女んちゅもワシも「宗教好き」であります。
いろんな宗教関係の本とか読むし、神社仏閣大好きだし、
興味シンシンで集会なんかも行っちゃったりもしますが
ちいともハマりません。

宗教に走る人って、血走っててこわいけども、
なんか幸せそうでいいな〜と思わなくもない。
でもハマらないのですなこれが。

まあワシはおいといても、海女んちゅさんですよ。
なんせお父さんの実家が真言宗の寺。学校も仏教系。本人も宗教アディクト。
イタイケな女子学生(キャー)だった頃に宗教たたきこまれるわけですからね、

「おかげで新興宗教にハマっちゃう子が多くてさーセックス教団とかさーハハハー」

そんな思春期の中でもちいともハマらず、
現在も宗教書を買いあさる海女んちゅさん。
そこまでお膳立てされていて、走らないアナタの人生は
鯉の滝のぼり、またはシャケの産卵。

激流をのぼっていけ、ああどこまでもイッショーサランヘヨ。
posted by トンボ2世 at 05:29| Comment(9) | TrackBack(0) | わりとレリジャス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月07日

こんな生き方もある

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以前住んでいた街に、とっても有名なサイキックがいました。
Hさんはサイキックとしての能力の高さに加えて、あたりのやわらかい美人さん。
その上、カウンセリング色の強い彼女のセッションは
押しつけというよりも、相談者自らが解決策を見いだすポジティブ手法。
「Hさんに会うと元気になれる」ともっぱらの評判でありました。

もちろんワシの友人知人の多くも彼女に会いに行っていたのですが、
先日会った知人のOさんも以前リーディングをしてもらったことがあるそうな。

ゴーイングマイウェイに見えるOさんでも
サイキックに行くんだーと意外な気がしましたが、
さらに意外だったのが彼女のサイキック・リーディングの活かし方。

というのも彼女はHさんに、当時つきあっていた彼氏のことを
「悪魔のような男」よばわりされたらしい。
犯罪者になりかねないから別れたほうがいい、というようなこと。

ネガティブなことはめったに言わないHさんでも
そんなことを言うんだ〜と驚きましたが、そんなことではビクともしないOさん。

「その時つきあっていたのが、今の夫なんですよ。
最近は子供も生まれて、すっごい幸せ。
だって幸せにならないと、ダンナが犯罪者になっちゃうでしょ?
Hさんの言ったことが本当にならないように
絶対に幸せになるんだ!って思ってるんですよーアハハハ


Oさんと友達になりたいと思ったのは、その時です。
posted by トンボ2世 at 10:47| Comment(6) | TrackBack(0) | スピ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月05日

気まぐれロード

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ある日、海女んちゅさんが憤怒の形相で街を歩いているので、
あらあら今日は何ごとかしら、と思いながら声をかけてみると

「がーーーーっっ!! 世界が気まぐれに支配されているっっ!!!」

・・・いくいくとは思っていたが、
とうとうあっちの世界にいってしまわれたか。エーメン。

「ちがうよちがうんだってば、なんかさ、
最近<気まぐれ>がつくものが増えたと思わねえ?

レストランに入れば<シェフの気まぐれサラダ>。
プロの料理人が気まぐれにメシ作っていいのかよ?

友達のブログ見たら<○○の気まぐれ日記>。
日記は毎日書けよ!

サイトを見たら<気まぐれ占い>。
気まぐれに運勢占われても迷惑なんだよっ。

あーワジワジするー!気まぐれにやっちゃいけませんって
小さい時に言われて育ったんじゃないのかオレたち!」

ふむ。確かに。

「きわめつけはアレだよ。イタメシ屋のカプリチョーザって知ってるだろ?
あのカプリチョーザってイタリア語で気まぐれっていう意味なんだってよー」

きえーーーー!

改めて眺めてみると、我々の周囲はかなりの確率で<気まぐれ>が増殖しているようだ。
一体いつからこんなことになっていたのだ?
なんてことを考えつつ、Wikipediaで調べごとをしていたら・・・

フェアリー(英:fairyまたはfaery)は、妖精のことで、神話や伝説などに登場する気まぐれな存在で、絵画や文学では羽をもつ非常に小さな人型の姿で描かれている。


出たね。

最近の「ゆるふわ」だの「かわいめキレイめ」だのといった、
よく言えばボーダレスな、悪くいえばだらしないファッションも、
癒しだのロハスだのといった、ゆるゆる方面の流行も、
天使やら霊やら見えちゃうスピ・ブームも、
全ての道は「気まぐれ」に続いているんだよ。気まぐれ業界の陰謀だよ!

といってる当の海女んちゅさんは、気まぐれに寝たり起きたりしている
とってもフェアリーな生活スタイルです。
posted by トンボ2世 at 10:59| Comment(5) | TrackBack(0) | スピ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月03日

憑依体質の活用法

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前回のコラムの後、コメント欄でこの話が盛り上がりましたけれども、
憑依体質。

他人の思念を感知しやすかったり、
生きてる人間じゃないものに取り憑かれる人のことを言うらしいんですけど、
おどろおどろしいですねー漢字が。
てんてんがないのが、ますますあやしいです。

江原氏いわく
「人ごみが苦手で、気性が激しく、肩がこりやすくて太りやすい」
人に憑依体質が多いらしいです。

ワシがそうですけど何か?

それはそうと、ワシのまわりには明らかにそういう体質の人がいます。
浜辺で夜中寝ころんでいたら、浜から無数の足があがってきて包囲された人とか、
「夫と不倫してる」と勘違いされて、上司の奥さんの生霊に取り憑かれた子とか。
ん?憑依体質と霊感が強い人って違う?
そういえば海女んちゅも「沖縄に来ちゃダメだ。呼ばれてるから」って言われてたな。

しかし、憑依体質ってつまり他人の感情を受けやすいわけですよね。
なのにワシのまわりの憑依体質の人は
ほとんど人の話を聞かない性格なんですけど気のせいでしょうか。

「今日パスタにするんでしょ?肉買っておいたよ」とスーパーの買い物を渡してくれるとか
「今日の当選番号はこれね」と当選確実のロトをプレゼントしてくれるとか
「今度の入札金額はこれ」とさりげなく教えてくれるとかさ。
なんかこうもっとうまく使ってもらえないですかね、その憑依体質。
posted by トンボ2世 at 11:10| Comment(6) | TrackBack(0) | 軽くオカルティー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月01日

福顔

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人気ドラマを見逃すことは、つまり死を意味する。それがOLの掟。ってホントですか?
で、最近は『オーラの泉』を見逃すと、
翌日のランチタイムで話題についていけない。ってホントですか?

ちなみにそれは、「私も感謝して生きようと思った〜」などという素直ちゃん系なのか、
はたまた「ねえねえあの人ヤバくね?」的なシニカル系なのか、どっちなんでしょう。
かねてから『オーラの泉』ヒットの背景にあるものを考えている身としては
気になります。ものすごく気になります。OLの方々ぜひ教えてください!

さて。
オーラの泉といえば、反応はいろいろあるかと思いますが、
ホストの3人のうち美輪サマは不動の地位、国分太一っちゃんの株は急上昇。
最も賛否両論激しいのが、江原啓之さんだと思われます。
具体的に言えば、彼のルックスかと思われます。

着物着てる時はいいんですけどね、
なんで白いビラビラの古代ギリシャ人みたいな服着て
オペラを歌ったりするんでしょうか?
あと、人なつっこい顔してるんですが、どうも油断ならない笑顔をします。
単純にいい人というよりは、何か裏にいろんなものを抱えている顔。

それは彼の霊媒師としての悲惨な過去のせいかもしれないし、
スピリチュアリズムを伝えていく使命と覚悟によるものかもしれないけれども、
まあアンチスピな人にとっては「うさんくさい」と見えるようで。
かくいうワシも、江原氏に心酔できない大きな要因になってます。
スピ人になると、そういうことも気にならないのでしょうか。わからん。。。

しかし、江原氏もそうだし、細木数子もそうですが、
スピリチュアルな人って福々しくて、肌がパッツパツな人多いですよね。
(私の知ってる人にも、年を取れば取るほど肌が美しくなるというミラコーが起こってます)
霊感の強い人が、そういう能力が強くなればなるほど太る、と聞いたことがありますが
顔からなんかふりまいてる人、いますよね。

ちなみに江原氏ですが、マスコミ関係者の間で「彼は本物だ」という噂が流れているらしい。
「何がどう本物なのか?」と思うと同時に、
「てことは偽物がいるってことか」と複雑な気持ちになったりする今日この頃。
posted by トンボ2世 at 15:05| Comment(12) | TrackBack(2) | オーラの泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする