
とっても乱暴な言い方をすると、スピリチュアルな人や、スピリチュアルが好きな人は右脳系の人が多いんじゃないだろうか。
右脳というのは言語以外のものを感じる部分で、まあ人間なら誰でも持っているわけだが、どっちの脳をよく使うかってのは個人差があるんだろうなと思う。
ワシが知る限り、歌手や美術家、漫画家、役者、スポーツ選手といったアーティスト系の人は、霊感の強い人が多い。特にワシが過去に会ったサイキックは全員が音楽関係の仕事をしていた。「オーラの泉」でおなじみのスピリチュアル・カウンセラーの江原啓之も、美輪様も歌手だってことでもわかる通り。会う人会う人がみんな音楽がらみなので「またかよ」と内心思っていた。
どうやら音楽には何か特別な力があるらしい。
それはそれでいいのだが、インタビューをする時に困るのがこういうタイプなのだ。右脳でものを考える人は、感覚でものを言う。そして、それを言語化しようという努力をしない人が多い。なぜ?と聞いても「なんとなく」「言葉では言えない」「神様の声が聞こえた」・・・こういう人の感覚を掘り下げ、言葉に落としていく作業はやりがいもあるけれど、「ああ右脳の人だなあ」といつも思う(というか、泣かされている)
でも、右脳人同士が話してるのを聞くと、ホントに面白いのだ。お互い感覚で言ってるのに、ちゃんと通じ合っている。そしてこういう人達は、目に見えないものをとても素直に信じる傾向がある。
まったくもって羨ましい。ある意味。
じゃあワシは?
文系人間は右脳も左脳も両方使うんだよなー。
ま、そのへんはおいおいと。